182日目の景色
スポンサードリンク

副業して確定申告なんてしたくない?

副業と確定申告

Q:副業で収入を得たら確定申告をしなくてはいかませんか?


私がアフィリエイトを教えている人が、憂鬱そうに質問してきました。彼の確定申告に対するイメージ、気持ちは、次のようなものでした。


「せっかく副業してまで働いて稼いだお金の中から税金を支払いたくないし、何だか面倒くさそう。できれば確定申告はしたくない。それに確定申告をしたら、会社に副業がバレるんじゃないだろうか。でも確定申告しなかったことが、もし後で見つかったら、大目玉を食らって、たくさんお金を支払わないといけなくなって、余計に損することになる。確定申告はしなくてはいけないのか、それともしないで済ます方法がないのか。どうしたらよいのか。」


それを聞いて、いろいろと私がアドバイスをした結果、その人は、「早速経費をまとめて確定申告の準備をしたいと思います!ありがとうございました!!」といって、喜々として帰っていきました。


彼に話したことは、あなたにとっても役に立つことだと思いますので、ここで書きたいと思います。※税に関する個別のアドバイスについては、税理士や税務署職員等特別な人のみが許された行為ですので、私の話はひとつの「考え方」として参考までにお読み下さい。


副業したら確定申告すべき

確定申告とは、毎年1月1日~12月31日の間で得た「収益」とその「収益を得るために支払った経費」を「差し引きした所得」に対して納税額を確定させる行為です。つまり、あなたの経済活動を税務署に報告して、納税義務を果たそうという行為です。


サラリーマンの場合ですと、源泉徴収という形で税金を支払う形がほとんどなので、基本的には確定申告は不要です。ところが、例えば住宅ローンを組んだ場合に住宅ローン減税を受ける場合や医療費を高額に支払っている場合などは、税金が控除されるので、確定申告することになります。


また、副業など本業以外の収入がある場合で所得が20万円以上になる場合や、給料を2カ所以上からもらっている場合なども申告が必要となります。


ただし、ここで抑えておいて頂きたいのは、副業による収入についてはもちろん申告しないといけないですが、経費についても計上することができるということです。


例えば、副業をする場合に購入したツール代金やサーバー代金、ドメイン代金、あるいは記事を書くためにリサーチで使った交通費、その際の食費など、事業を行う上で使ったお金については、経費で落とすことができます。


仮に、副業で収入が0円だったとしても、場合によっては経費として落とすことができる場合もあります。※確定申告は、開業届けを出していようといまいと、関係なくすることができます。


私の場合、10年くらい前にネットワークビジネスに取り組んでいたのですが、初年度収入が0円の状態で申告をしました。ネットワークビジネスで購入した商品や入会金、さまざまなセミナーで使った交通費、事務費や飲食品を経費として計上して申告しました。結果、全額経費として認められて、その翌年は所得税も住民税も0円となりました。


サラリー以外の所得が20万円以上の人はもちろん確定申告をしなくてはいけないのですが、所得がマイナスの人も確定申告をしてよいのです。


確定申告を嫌がる人が多い理由

確定申告が嫌だ
多くの人が確定申告を嫌がったりしたくないと思う理由は次の通りです。

  • 支出が増えそうで嫌だ
  • 面倒くさい経費計算が嫌だ
  • やり方がわからないから嫌だ
  • 確定申告を通して副業がバレそうで嫌だ

細かい違いはあると思いますが、簡単にまとめると概ねこんなところです。これらはすべて、確定申告に対する正しい知識がないことと、税金に対する誤った考え方から引き起こされるものです。


本来税金というのは、国内にいる法人、自然人が生活する上で必要な分の収入を確保した上で、余剰に出た収益を「利益に比例する形」で平等に納税することで、世の中を良くしようとする試みのはずです。


なので、儲かっていない人やお金のない人からお金を取ろうとするものではなく、儲かっている人にお金を公共のために負担してもらおうというものです。なので、副業で大きなお金を稼いでいない人が、「税金を多く負担しなくてはいけなくなる」ということはないのです。


確かに計算は面倒ですが、基本的には「収入-支出」が出来れば、あとは便利なソフトや税務署の方が丁寧に教えてくれるので、実際に手順通りに取り組んでみるとそんなに難しいこともありません。


さらに、税務署から確定申告の内容については会社に通知されることはありませんので、副業が会社にバレるということはありません。もし、副業が儲かっていたら、社会のためにお金を納めることができますし、逆に儲かっていなかったら源泉徴収していたお金が戻ってくることになります。以上のことから、確定申告は、本来であれば私たちは喜んですべき行為ということができます。


ちなみに、副業をし始めてすぐお金を稼ぐことはできないことがほとんどですので、副業を始めた方はぜひ、確定申告を始められることをオススメします。


確定申告の取り組み方

まずは、税務署にいくか税務署ホームページを観て、全体的な流れを知りましょう。基本的な期限としては、前年分の所得について、翌年の源泉徴収票が発行されてから、3月15日までのところで申告することになります。(ただし、期限が過ぎても過去5年分は申告することができ、さかのぼって支払っていた税金については還付されることになります。逆に、支払っていない税金に対しては滞納税が加算されますので、注意が必要です。)


※税務署のホームページはこちら。少し見づらいので、最寄りの税務署に行った方が早いかもしれません。


次に、当該年度の収入と支出をまとめます。「いついくらどこからお金が入ってきたのか」「いつ何のためにいくらどこに支払ったのか」その明細を書いておきましょう。支出の証明については、レシートでもよいですし、証明するものがない電車賃などは、いつ何のためにどこからどの区間利用していくらかかったかの記録をとっておければ、それで証明となります。


あとは、会社から発行される源泉徴収票を必ずもらうことと住宅ローン減税がある場合は銀行から発行される証明書を準備しましょう。合わせて、損害保険や生命保険についても、証明書が発行されるので準備しておきましょう。(高額医療費がある場合は、その領収書も必要です。交通費や宿泊費も経費として認められるので、しっかりとまとめておきましょう。)


それだけ資料が揃えば、「三文判」と「税金の還付を受ける銀行口座番号がわかるもの(通帳やキャッシュカード)」を持参して、税務署にいきましょう。年明け以降3月15日までは、税務署に確定申告の相談窓口と専用スタッフを準備しているので、実際に資料を一式持っていきましょう。手取足取りやり方を教えてくれます。場合によっては、税務署に設置してある端末から、オンラインで申告を済ますことができます。


無事確定申告が終わったら、「経費の証明書類」と「確定申告の控え」を合わせて、大切に保管しておくようにしましょう。


以上が、確定申告の全手順となります。意外と簡単でしょ?法人でなければ、そんなに時間をかけることなく、半日もあれば作業できますので、ぜひ試してみてください。

 

 

関連ページ

スポンサードリンク