インターネットにおいて、検索エンジンからの集客をしている人の多くがご存じだと思いますが、7月の最終週にGoogleは、コアアルゴリズムのアップデートを実施したと発表しました。
その後、8月頭から現在に至るまで、検索結果は大いに変動しており、アフィリエイターを中心にたくさんの人たちが悲鳴を上げています。当サイトもアクセス数は、20%くらいダウンしており収益減に直面しています。
私は、SEOについてかなり学んで来ていますが、SEO業者ではありません。海外SEOブログやWeb担当者フォーラムなどを見てはいますが、あのレベルで記事を書けるほどの専門知識はありません。
しかし、2012年からホームページを検索結果に上位表示させて飯を食ってきました。
そういう立ち位置から、「言語的な正確性」は除いて、比較的初心者の方でもわかりやすく今回の変動についてと対策をお伝えしたいと思います。
アルゴリズムのアップデートとは?
Google検索では、アルゴリズムというサイトの検索順位決定のプログラムが存在しています。Googleのロボットと呼ばれるクローラーが、インターネット上に無数にあるサイトを分析して、このアルゴリズムに基づいて、検索ワードに対して順位付けをします。このアルゴリズムは、200以上の項目から成り立ち、内容は非公開となっています。
Google社では、定期的にこのアルゴリズムを更新することで、検索ユーザーが求める情報に対して、より効果的な答えを出すように企業努力を重ねています。Googleのビジネスの本質は、検索ワードに対して役立つ答えを返すことです。この本質から外れると検索エンジンは機能しないことなり、ユーザーが減ることになります。検索エンジンの利用ユーザーが減れば、当然、広告も減るのでGoogleは企業として衰退することになります。
Googleで儲ける人々
一方で、需要の大きいキーワードなどでは、検索上位を獲得することでお金を大きく稼ぐことができるようになります。そのため、こういったアルゴリズムの裏をかいて、無理矢理自サイトを上位表示させる手法を用いるいわゆるスパマーと呼ばれるような人もたくさんいます。
本来は上位表示すべきではないサイトが上位表示するわけなので、スパムは、Google検索の品質を低下させる可能性があります。
私も過去、リンクスパムをしたことがあります。リンクスパムをしてガイドライン違反をして検索上位を狙いました。結果、手動によるペナルティを食らって、修正するのは非常に大変でした。
Google VS スパマー
検索エンジンが生まれてからこれまで、Googleはアルゴリズムの更新やペンギンアップデートやパンダアップデートというスパムの特定の傾向性を取り締まるシステムを追加したり、目視による手動ペナルティを科すなどしてスパムと戦ってきました。
今は、ペンギンアップデートと呼ばれるリンクスパム排除プログラム、パンダアップデートという低品質記事の排除プログラムは、コアアルゴリズムに統合されて運用されています。
これまでのGoogle社の企業努力によって、スパムサイトが上位表示することはかなり減りましたが、それでもまだまだ上位表示しているスパムサイトは、多くあります。
具体的なスパムの方法は?
私が知っている限りで、現在も有効なスパム手法としては、中古ドメインからのIP分散した人工リンクを構築する手法です。スパマーもかなり巧妙にリンク構築しますので、システム的にはなかなか見破れません。
今回のコアアルゴリズムのアップデート後、私が戦っているクエリでも、バリバリのスパムサイトが依然として上位表示していたりします。
なので、なかなかスパムはなくなりませんが、これからもアルゴリズムの変更を繰り返して徐々に検索エンジンの品質は向上していくものと考えられます。
コアアルゴリズムとは?
この検索順位を決定するアルゴリズムの中心を為すのがコアアルゴリズムで、ペンギンアップデートやパンダ、ハミングアップデートなどと呼ばれる外付けの補助的なシステムを除いたものと私は理解しています。(あ、私の概念的な理解なので、正しくない可能性もあります。笑 でも、これまで全くその知識で問題なかったので、その理解でよいと思います。)
もしあなたが、SEOについてしっかりと基礎から学んでいきたいと思われるなら、次のページをご覧ください。検索エンジンスターターガイド
これが、Googleが公式で発表しているSEOの在り方の基本となります。
今回の検索順位大変動の要因
で、今回の大きな順位変動は、Googleが7月最終週に実施してコアアルゴリズムの更新によるものということになります。こういったコアアルゴリズムは、いつも微調整がなされており、検索順位は日々変動しています。
しかし、あくまでも日常的な更新は、検索順位が大きく変動しすぎないように、影響が微少になる程度に調整されています。
今回のように大きく順位が変動するような更新は、不定的に起こりますが、年に数回程度です。※今回の傾向性と対策については、のちほど詳しく解説します。
私が指標として追いかけている情報源
私は現状、サイトは数サイトしか運営しておりません。過去売却したサイトも含めても、中身を追えるのはせいぜい十数サイトです。これらは、いろいろな趣旨を変えて運営してきていますが、すべて私が作成してきているので、偏りがあり、それらのサイトの順位変動だけでは傾向性を判断できません。
なので、基本的にはSEOに関する情報分析は、次のようにして収集しています。
- 信頼できるSEOのProの発言
- アフィリエイトで食っているアフィリエイターたちの発言
- 自分のサイトの分析
私は、これらをトータルで分析することで、比較的正しく情勢を把握して、対策を得ることができるようになっていると思います。
SEOは情報の見極めが非常に大切
特にSEOの世界は、お金になりやすくてブラックボックスなので、たくさん情報がはびこっていて、その内容は玉石混交です。なので、たくさんある情報の中から本当に正しい情報だけを見極めるのは非常に難しい問題となります。
また、アフィリエイターの中には、現在でもバリバリスパムサイトを構築して食っている人たちもたくさんいます。しっかりと真っ当な(?)SEOを指導している人もスパマーたちのサイトも分析はしています。
ですが、スパマーの生の声と、外から分析した話では随分と違う内容になることが往々にしてあります。
なので、私はホンモノのSEOのProの話とスパマーたちの話をトータルで聞いて分析するようにしています。
コアアップデート傾向と対策
今回のコアアルゴリズムの変動では、特に健康系のキーワードで大きな順位変動があったみたいです。特にアフィリエイターには厳しい内容で、前回の健康アップデートに近い形で、幅広い健康関連キーワードでアフィリエイトサイトが壊滅しているようです。(健康系においては、サイト内容が悪いから順位を下げた訳ではない事例が多くあるようです。)
また、健康クエリ以外でも、YMYLと呼ばれる、お金など生活に大きな影響を及ぼすようなクエリでも大きな変動があったみたいです。
YMYLとは?
YMYLとは、Googleが規定している特定ジャンルのことで、YourMoney,YourLifeの頭文字をとった言葉で。例えば次のようなものが上げられます。
YMYLが重要視されるページの具体例として次を挙げています。
- 個人識別番号や銀行口座番号、免許証番号のような個人情報を求めるページ — これらはなりすましに利用されうる
- ユーザーがクレジットカード番号や銀行口座番号を提供することがあるような金融取引に使われるページ — たとえば何かを買うことができるページ
- 体の健康に影響を与えうる、医学や健康に関する情報を提供しているページ
- 子育て・しつけや住宅・自動車購入のような人生における大きな決断に関してアドバイスするページ
- 法律的・資金的なアドバイスを与えるような将来の幸福や経済状況に影響を与えうる人生における大きな問題に関するアドバイスを提供するページ
人生や生活、あるいはそれこそ生死に関わるような重大なテーマに関するページがYMYLということです。
書かれているページの信ぴょう性や信頼性、そしてそれを書いている人の信用性や専門性がこういったページでは非常に重要なのは理解できますね。
引用元:海外SEOブログ
これらのワードは、検索ユーザーへの影響が大きいためより信用できるサイトを上位表示するということです。例えば、公的サイトや社会的な信頼度が高いサイト、それら信用できるサイトから被リンクを得ているサイトなどが優遇されるということです。
YMYLにおけるアフィリエイトサイトが下げている
また、全体的にアフィリエイトサイトは順位を下げているケースが多いみたいです。Googleは、アフィリエイトマーケティングを否定はしていませんが、情報提供するだけで責任を取らないサイトが多いとして、厳しい目で見ています。
なので、アフィリエイトで稼ぐ目的が強いサイトは結構厳しい結果になっているようです。
コンテンツが充実していても下がっている事例あり
あとは、現在はコンテンツ重視と言われていますが、コンテンツが充実していていも順位が下がっているものも多いみたいです。
これは、私の実感でもあるのですが、雑記ブログなどはYMYLで順位を落として、専門サイトが上位に来ているイメージです。
以上のことから、今後の対策を簡単にまとめたいと思います。
今後どうしたらよい?
第1には、非常に当たり前のことですがサイトの趣旨を含めて、サイト全体のクオリティを上げていくことがより重要で求められるということです。いろいろなジャンルについて幅広く述べるよりは、1つのことをトコトン追求している専門サイトのほうが優遇されます。なので、ただよいコンテンツを追加するだけでなく、サイト全体としての専門性も高めていくことが重要ということです。例えば、カテゴリ分けして専門性を高めたら、関係ない記事は、削除するなどです。
あとはできるだけ信頼のあるサイトから被リンクを得て、サイトの自体の信頼性をアップさせていくことも併せて取り組まないといけません。ただ、これは自分ではコントロールしにくいので、なかなか難しいかもしれませんが、頭を絞って検討し続けてみてください。
対策として簡単にまとめると、できるだけ専門的なサイトにして、より有益でよい情報を発信していくこと、これが重要ということになります。
検索エンジンと付き合うコツ
検索順位の変動やアルゴリズムの更新は、これまでもたくさんあったし、これからも続きます。
順位が下がったりアクセスが減ったことで、取り乱して意味なくうろたえることが最も大きな過ちを誘発します。変動が大きい時ほど、しっかりと静観して様子を見ること。どういう動きをしていくのか、どこで落ち着くのかを見ていくことが重要です。
検索エンジンからの集客で食う者のたしなみとして心得ておいて頂けたらと思います。
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