情熱を持てる分野で戦う

マーケティング
ただサイトを作っただけでは、誰も見に来てくれません。Google検索で上位表示して、アクセスを集めるために、アフィリエイターがSEO対策をしてお金を稼ぐ方法を簡単に解説しています。

情熱ある分野で仕事するのイメージ写真

前回の投稿から随分と時間が経過してしまいました。2月19日から今日ひな祭りである3月3日の間に、本当にさまざまなことがありました。ビジネス面においては、私が昨年10月から取り組んでいるBeingMe事業の拡大が決まり、プライベートな面でも、妻の進化、息子の成長がありました。そして今日は、いよいよ春が来たと思えるような、ものすごく暖かな一日を過ごしています。(単なる気候条件なのですが、日本海に浮かぶ隠岐の島は、冬が過酷なので、非常にうれしいのです。)

この2週間ばかりの間に、東京でしんえもん。さんというアーティストであり一流マーケッターでもある方や、石月さんというビジュアル系バンドの四天王と言われたファナティッククライシスのボーカルとお会いしてきました。

そこで改めてわかったことは、今成功している人のほとんどの方が過去どん底を経験しているということです。(どん底というのは、普通の人には耐えられないと思うような「辛そう」な経験です)。そして、自分の天分を知り、天命を生きようとしている、ということです。

おそらく、耐えがたいような苦労体験の中で、自分の進むべき道を悟るのでしょう(でも、ほとんどの人が苦労体験を「良かった」と言っています)。昔のお坊さんが苦行に耐えて解脱したように、私たちも自分の天分を知るには、ある程度の苦労経験が必要なのかもしれません。かくいう私自身も、過去の苦しかった経験が、今の自分と現実を作っていると思っています。

自分らしい自由で豊かな人生≠楽

自分らしい自由で豊かで幸せな人生を歩みたいという方は多いと思いますが、ほとんどの方が勘違いをしています。多くの方が、「いつもの生活」が「大変」で「嫌」なので、自分らしい自分らしい自由で豊かで幸せな人生は、「楽」で「楽しい」と思っています。

しかしそれは、間違いです。

確かに、自分らしい自分らしい自由で豊かで幸せな人生は、何の制限もなく、人生を「自分が選択して」生きていけるので、非常に楽しいのは間違いありません。けれども、それは決して「楽」な道ではありません。

自分らしい自由で豊かで幸せな人生は、自分のやりたい方法で世の中に価値を提供していくわけなので、まず自分がどんな人間であるかを定義して、定義した自分を生きるために自分を律する必要があります。また、すべて自己責任の世界なので、ものごとを慎重にかつ深く考えつつ、最短の時間で決断する必要があり、成功したらリターンは大きいですが、失敗すると大きな損失を被ることになります。

毎日の労働時間は確かに短いですし、遊べる時間は多くあります。あまり建設的な時間の使い方ではないのですが、冬の間は隠岐の島は寒いので冬眠のように、スマホゲームの白猫プロジェクトを際限なくプレイすることもできます。(笑)

でも、ひとたび事業を興そうと思ったら、夜だろうと朝だろうと昼だろうと、仕事しまくる時もあります。コンプライアンスもくそもありません。

このようにすべて、自分の責任で自分の判断で、考え方と行動を管理することになるわけです。なので、自分らしい自分らしい自由で豊かで幸せな人生は、確かに「今」の拘束された窮屈な大変さはなくなりますが、決して楽なのではなく、自分の人間力が問われる生き方だと認識して欲しいと思うわけです。

だからこそ、天命=情熱のあることを成せ

確かに、ビジネスにおいて成功しようと思うと、マーケットのニーズを分析して、ユーザーが欲する商品を提供することが大切です。また、ビジネスはモデリングが大切とも言いますし、勝てる市場で戦うことが大切だとも言われます。

ビジネスの成功には、セオリーがあり、参入する市場によって勝敗が分かれることにもなるでしょう。例えば、あなたがこれから起業するとして、自動車メーカーに参入はしないでしょう。自動車市場は、すでに成熟産業であり、これから参入してもトヨタや日産、マツダなどの大手と渡り合うことはほぼ、不可能だからです。

だから、多くの人が「何をやれば儲かるか」と情報探しに躍起になっていると思いますが、私はその意図に対して、毅然としてNO!!と伝えたいと思います。市場を選ぶことは確かに重要ですが、その前に、「あなた自身」が提供できる価値は何か、あなたが全世界に唯一無二の存在として、やるべきこと、やりたいことは何なのかを明確にする必要があります。そして、あなたの天命であり、情熱を傾けることができる分野で起業することが、市場選び、マーケティング云々の前に、前提条件として大切になると私は思うのです。

例えば、あなたがこれからは「ドローン輸送」が市場として儲かると考えて参入したとします。比較的低コストで、これからの市場なので、参入しやすくて高収益だとしましょう。もしかしたら起業当初は儲かるかもしれませんが、中長期的にはうまくいかないでしょう。なぜなら、あなたがドローンで輸送することに情熱がなければ、大手の参入などの困難にぶち当たった際に、立ち向かうことができなくなるからです。

つまり、大きな壁が出てきた時に乗り越えられないのです。

一方で、やっぱり車の事業をやることが天命だと思うのであれば、例えば光自動車のように、特殊な車を生産して、トヨタなどと競合しない道を歩み、成功を収めることもできるでしょう。そこに情熱があるから、学ぶことができ、知恵が出るからです。

まずは、あなたの情熱はどこにあるのか、天命は何なのか。そこを探ることを意識してみてください。

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