「好きなこと」でお金持ちになれるって本当?

クワクすること、好きなことをしてお金持ちになる。とても魅力的な響きで、このような類いの自己啓発本は、たくさん販売されています。中には、自己啓発の著名人が書いた本や世界的なベストセラーになった本もあります。

好きなことでお金を稼いで成功者になれるなんて、取り組まない手はありませんよね!

でも、好きなことやワクワクすることをやると本当に成功者になれるのでしょうか。お金持ちは、ワクワクすることによってなれるものなのでしょうか。どうして、世の中には、好きなことして成功している人があまりいないのでしょうか。

これらの「好きなことで成功」本で書かれていることは「甘美な嘘」なのでしょうか。

私の実体験と、多くの成功者、多くの成功者でない人たちをみた結果を詳しく解説します。※そして、最終的に、あなたが成功あるいはお金持ちになることを望むなら、どうすべきかのみちしるべを提示したいと思います。

「すべきこと」をするべし?

すべきことをするべし?

一方で、好きなことをしているだけでは、「絶対に成功できない」という人もいます。なぜなら、自分が好きなことをして、喜ぶのは自分だけであって、お金を儲けるということは誰かに喜ばれて、誰かが価値を感じてお金を支払ってくれるからです。

確かにその通りで、例えば、ゲーム好きの人がただひたすらゲームをしているだけでお金を稼げるようになるかというと、それは難しいでしょう。なぜなら、ゲームをして楽しいのは自分であって、ゲームをして遊ぶだけでは、一切社会に価値を提供しないからです。

だから、何はともあれ、お金を稼ごうと思えば、誰かが喜ぶこと、誰かがお金を支払ってくれるようなことに取り組むことは必須になります。遊んでいるだけでは、お金は稼げないのです。

好きなことじゃ成功しないの?

好きなことじゃ成功しない??

このように、ビジネスで成功してお金を稼いでいくために、まず最初に重要になるのは、あなたが提供するサービスや商品が「世の中が求めている物かどうか」という点です。

そのサービスや商品を、あなたが「好きなことかどうか」は関係ありません。

従って、表面的に見れば、好きなことをやって成功できるという考えは間違っていることになります。ところが、ここに大切なポイントが出てきます。それは、次のようなことです。

世の中が求めている商品やサービスも、提供されなければ、お金にならないということです。ただ、構想したり、考えたりするだけでは、ビジネスにならず、「具体的に行動」することによって、商品やサービスをビジネスとして確立することが必要だということです。

そして、世の中の求めているものを、商品やサービスとして生み出すには、ものすごいエネルギーが必要になります。たくさん試行錯誤して、たくさん工夫して、トライアンドエラーを繰り返しながら、ひとつのビジネスとして仕上げていかないといけない、ということになります。

成功している人は行動している人

成功している人は行動している人

つまり、ビジネスを起こしてお金をきっちりと稼いで、成功している人というのは、「世の中が欲しているものを商品やサービスとして提供している人」ということができます。

ただ、お金儲けしたいとただ思っているだけでもないし、世の中で必要とされているものを考えているだけでも、知っているだけでもありません。商品やサービスとして、提供しているのです。具体的に行動している、し続けているということです。

また、その成功者が、この「世の中に欲せられている事業」を「好きかどうか」は、全く関係ありません。好きだろうと、嫌いだろうと、そのビジネスをすれば儲かるようになっています。

行動するにはモチベーションが必要

行動するにはモチベーションが必要

結局のところ、世の中の人から求められている商品やサービスを提供すれば、お金は儲るのですが、それを作るのはものすごいエネルギーが必要になります。

少し考えてみて欲しいのですが、何か商品やサービスを作ろうと思うと、大変ですよね。

どんな商品にするかを考えるのはもちろん、どこから何を仕入れて、どこで製造して、どこでいくらで販売していくのか。パッケージはどうするのか、セールスはどうするのか、いろいろと考えることばかりですし、さまざまなことを交渉して、ビジネスが成功するように持っていかないといけません。

当然初期投資はかかりますし、売上があがるまでの間に時間もかかります。当初お金ばかりかかっていたら、本当に売上が上がるのだろうか、不安にもなってくるでしょう。

これらの大変なことを乗り越えないといけないので、ちょっとやそっとのモチベーションでは、絶対に具現化することができません。

正直な話、そんなエネルギ-を使える「普通の人」というのは、ほとんどいないと思ったほうがよいです。あなたもこう思いませんでしたか?

福沢諭吉福沢諭吉

・・・あぁ、無理そうだな。

そうなんです、ビジネスで成功するためには、世の中の人が欲していて、世の中の役に立つ商品やサービスを提供していかないといけないのですが、それを具現化するプロセスは、ものすごく大変でほとんどの人が実行不可能なのです。

確かに、一部の「すごい人」たちは、「自分の利益のため」や「世の中の利益のため」あるいは、「自分と世の中の利益の調和のため」に、どんなに嫌なことであっても取り組んで具現化することができるでしょう。どんな壁も乗り越えて、成長していけるでしょう。

でも、それはごくごく限られた一部の人で、一般の人には、なかなかそんなことはできません。

従って、普通の人のほとんどが、たくさんお金を稼ぐことができないし、成功者になることはできないということになります。

普通の人がビジネスで成功する唯一の方法

普通の人がビジネスで成功する唯一の方法

じゃあ、どうしたら普通の人でも経済的に豊かになれるのでしょうか。しっかりとお金を稼いで、お金持ちになることができるのでしょうか。

ここで、出てくるのが、「自分の好きなことをやる」ということです。

福沢諭吉福沢諭吉

なんだ、最初に戻ったじゃん!

そう思われる方もあるかもしれませんが、そうではありません。ここまでの議論があっての「自分の好きなことをビジネスにする」ということなのです。

どういうことかというと、こういうことです。

ただやみくもに「自分の好きなこと」をするのではなくて、「世の中の人が欲していること」の中で「自分の好きなことをしよう」というわけです。

なぜかというと、さきほどもお伝えしました通り、ビジネスを立ち上げて軌道に乗せるのは、ものすごく大変なんです。普通の人が、取り組んでも、「到底継続することができない」くらい大変なんです。大変すぎて継続できないから成功できないんです。

だから、好きなことをビジネスにしようということです。好きなことなら、嫌でも続けられるでしょう??子どもが、いくら怒られてもゲームをするのと同じで、人は好きなことなら、嫌なことがあっても取り組み続けることができるのです。

でも、ただ好きなことをやったって儲らないから、自分の好きなこと、かつ社会の求めるもの、これをビジネスにしようということです。

自分の好き × 世の中のニーズ

これが交わるところでビジネスを作る。これが、答えです。

※ここでは、成功者のことを、物心共に豊かで、自分らしく自分の生きたいように生きている人のことを定義しています。成功は、決して経済的な豊かさを指すものではありませんが、経済的な豊かさは、ひとつの要素として必須の事柄だと思います。本来は、ここで書いているようなお金のことだけを指しませんが、今回は便宜上、お金、経済のことに特化して記載させて頂きました。