昨日から、島根県の松江市にある玉造温泉に来ています。昨日、今日と2泊するプチ旅行で、今日は昼に一杯飲んで寿司食って、散歩して温泉浸かってリラックスしています。
プチ旅行といっても、私が住んでいる場所は、ここから車で10分くらいのところにありますので、家からものすごく近い場所です。
玉造温泉は、1,300年の歴史のある古い温泉街で、風情ある旅館が川沿いに建ち並ぶ非常に感じのよい温泉地です。山陰有数の温泉地といえるでしょう。
なぜ私たちが、通える範囲に住んでいるのに、あえて宿泊を伴って玉造温泉にきているかというと、2つの理由からです。
ひとつは、温泉と温泉からあがった時に飲むビールが好きなことと、もうひとつは、ふっこう割で格安で泊まれることの2つです。
ちなみに、同じふっこう割で今月半ばは岡山と鳥取にも行ってきたので、ふっこう割は本当によいです。※ふっこう周遊割を利用して、旅行費を大幅節約!ほぼ無料旅行も可をご覧ください。
- 温泉と温泉からあがった時に飲むビールがすきなこと。
- ふっこう割で格安で泊まれること。
温泉と温泉からあがった時に飲むビールがすきなことについては、読んで字の通りですが、私は温泉も好きですが、風呂上がりのビールがそれと同じくらいに好きです。
日帰り入浴だと車で行くことが多いのですが、風呂上がりにビールを飲むことができません。また公共の交通機関できてビールを飲むにしても、タクシーや代行を使うにしても、ちょっと面倒ですよね。だから、泊まりに行こうと思ったのです。
もちろん、玉造温泉が非常によくて、近くからでも泊まる価値があるというのもひとつの理由です。また、私たちは、隠岐と松江を行ったり来たりしているので、玉造は感覚的には住まいから近くても旅行みたいな感覚値だというのも大きいかもしれません。ということで、今日の本題に入りたいと思います。
自分を満たして生きていますか?
あなたは最近リフレッシュしていますか?自分のしたいことして、楽しんで毎日を生きていますか?
- 今はお金がないから楽しみに使っている場合ではない
- 遊ぶのはもっと稼げるようになってからでよい
- やりたいことしてリフレッシュするのはゆとりができたから
多くの日本人が、「お金」や「時間」などのゆとりができたら「楽しい」「遊び」で「リフレッシュ」したいと思うのではないでしょうか。
確かに、まったく経済的な余力がないのに、借金して遊びまくってその結果、返済もできなくなるのではいけないと思います。
しかし、ほんとどの人が、やるべきこともせずに遊び呆けて、結果責任をとらないなんてことはありません。日々十分一生懸命家族のため、自分のため、会社のため、社会のためにがんばっていると思います。
毎日本当に大変な中でがんばっているからこそ、私は、まず優先的に自分を満たす時間を作って欲しいと思います。なぜなら、そのほうが効果的だからです。自分を満たすことによって、もっと生産性をあげることができるし、世のために効果的に働くことができるからです。
自分の好きなように時間を使ってみる
自分を満たす時間は、どんな形でとっても構いません。
例えば、一日有給をとって携帯をオフにして大自然の中をトレッキングしたり、リゾート地に行って一日中海に浮かんでいたり、冬ならスキーに興じるのもひとつでしょう。また、図書館や家、お気に入りの喫茶店やカフェなどで本を読んだり、ネットサーフィンしまくったりするのもよいでしょう。
一日単位でなくても、一日1時間、自分の好きなことをして過ごしてもよいです。
時間の使い方や何をするかが大切ではなくて、要は、「あなたがもっとも楽しんで満足できること」に時間を使うことが大切だということです。
カラオケ行ったってよいし、ゲームしまくったってよいし、運動したってよいです。何にしても、あなたが好きなことをして自分を満たすことが重要だということです。
そんなお金はない?
もちろん、好きなことをすれば、お金もかかることもあるでしょう。もしかしたらあなたは今、経済的に余力が少なくて、自分の好きなことにお金と時間をかけられないかもしれません。
それでもなお、私は言いたいと思います。
自分を満たすために、お金と時間を使って下さい。
このように、私が強く断言できるのには、ちゃんとした訳があります。ここから少しその理由について解説していきます。
あなたが自分を満たさないといけない理由
あなたは、何のために産まれてきたのでしょうか。
もちろん、いろいろな目的はあると思います。社会のため、地域のため、家族のため、「特定の目的を果たすこと」に使命を持っていることでしょう。
でも一番の前提、それは「あなたは幸せに満たされて生きるために」産まれてきたということです。
私たちの目的は、幸せに生きること。
アメリカの高名な心理学者、ウィリアムグラッサー博士が提唱する選択理論によれば、次のとおり言われています。
「人は幸せに生きるために生まれた存在です。人の幸せというのは、遺伝子からくる5つの基本的な欲求が満たされている状態を指します。5つの基本的な欲求というのは、生存の欲求、愛・所属の欲求、力の欲求、自由の欲求、楽しみの欲求です。」と。
5つの基本的な欲求
- 生存の欲求・・・健康に長生きしたいという欲求で性欲を含みます。
- 愛・所属の欲求・・・愛し愛されたい、どこかに所属して安心を得たいという欲求です。
- 力の欲求・・・出世したり、名声を得たり、誰かに勝ちたい、成果をあげたいという欲求です。
- 自由の欲求・・・お金と時間、主体性における自由を得たいという欲求です。
- 楽しみの欲求・・・趣味や学習などで楽しく生きたいという欲求です。
これら5つの基本的な欲求というのは、いずれの欲求が充足できなくても、人は幸せになることができません。すべて大切なのであって、それぞれの欲求をすべて満たすようにすることが必要です。
多くの人が自分の欲求を抑えようとしている
私たちは、普段あまり自分の欲求について考えようとせず、自分の「しなくてはならないこと」や「責任」や「義務」についてばかり注視します。自分の「したいこと」ではくて、「せねばならないこと」をタスクリストにおいて優先的に取り組んでいきます。
あなたが自分に対して、「いつもよくがんばっているね」と自分にご褒美をあげたのはいつでしょうか。普段あなたは、あなたに対してどんな言葉を投げかけているのでしょうか。
「○○しなくてはいけない」「××してはいけない」「▲▲すべきだ」「・・・なんてダメだ」
こんな風に言っていないでしょうか。
自分のためだけに、自分の好きなことをするために、時間を作って、自分をねぎらうことをしていないのではないでしょうか。
育つ中で自然と定着した効果的でない刷り込み
これまでの人生で「自分を甘やかしたらダメ」とか「もっとがんばらないといけない」とか「もっと大変な人はいるんだから」といって、「今」自分を満たして満足を得ることを避けるように教えられてきている人が大半です。
だから、今遊んではいけないんだ、今楽しんではいけないんだ、将来のためにもっとがんばらなきゃいけなんだ、といった感じで生きます。
でもそうなると、不満はないかもしれませんが、心の底から満たされて幸せを感じることができません。
幸せを感じることができないと、口や頭は、「もっとがんばらないといけない」と言っていますが、心の底の本当の自分は「頑張ろうとする自分とは反対に働こうとして」モチベーションが下がったり、行動できなかったり、イライラしてしまったり、病気になったり、いろいろと求めていないような結果につながることが多くなります。※こちらの記事も参照ください。お金がない根本的な原因に対処する方法
自分を満たさないと起こる問題点
これは、「本来の自分」と、「今の自分」がぶつかって、相反している葛藤状態になっているから起こることです。自分が満たされないから、頭では「他人のために行動したほうがよい」のはわかるのですが、心のそこにある渇望感から利己的な行動を取ってしまいがちになります。
なので、本当は私たちは、適度に日々自分を楽しませて、遊ばせてあげて、しっかりと満たされて、毎日の生活で幸せを感じながら生きていくことが重要なのです。
そうすると、心の底から自分が満たされますので、自然と他者に貢献したくなり、結果、利他的な行動を取りやすくなり、効果的かつ生産的に生きることができるようになります。
つまり、お金があるから自分を満たすための楽しみの時間を取るのではなくて、お金をたくさん稼げるようになるために、「今」満たされる時間をとって自分の生産性をあげることが重要なのです。