クレジットカードで節約術・完全版
家電製品やショップでの買い物以外にも、ネットショッピングが一般的になったことによって、なくてはならないものになったといえるクレジットカード。買い物での利用以外に...
現金を持たずに買い物ができたり、インターネット通販などで即時支払いすることが可能であったり、後払いや分割・リボ払いなど現金ではできない支払い方法をすることができるクレジットカード。欧米では支払い方法として主流になっても、なかなか日本になじまず、普及がノンビリしていましたが、インターネットで買い物することがスタンダードになった昨今、急速に日本においても主流な支払い方法として根付いてきています。
まだまだ諸外国よりは、支払い方法として選択できないお店も多々ありますし、セキュリティ等の問題が起こることも多いですが、便利でかつ有効は支払い方法として利用する機会も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんな利用頻度が増したクレジットカードを上手に使うことで、お金を節約できてお得に生活できるそんな方法を紹介します。
実際にクレジットカードで支払いをすると、買い物する時には現金を支払う必要がありませんが、クレジットカード会社の締め支払いの関係により、2週間~最大で一ヵ月半後に利息は一切かかることなく、現金で支払うのと同じ金額が口座から引き落としになります。
※一部ガソリンスタンドなどで現金支払いとクレジットカード支払いとで購入金額が変わることもありますが、基本的には支払い方法によって購買活動における支払い金額は変わりません。また、ここではクレジットカード決済時に即口座から引き落としされるVISAデビッドなどのデビットカードタイプのクレジットカードは除いて考えます。
また、仮にリボ払いや分割支払いを利用した場合、概ね15~18%の金利を取られることになるので、単に支払い額だけを考えると、増額になることはあれど節約になることはありません。
では、どうしてクレジットカードで節約になると言っているかと、次の理由からです。
クレジットカードを利用して支払うと、一括支払いでもリボ払いでも分割払いでも、ポイントやマイルが貯まることがあります。これらのサービスは、各クレジットカード会社によってポイントなのかマイルなのか、いくらにつきどれだけ付与されるのか、それをどう活用できるのかは、実に様々です。
また、クレジットポイントをマイルと交換したり、Tポイントと変えたり、それぞれから現金等に変換したりすることもでき、一概にどれが一番お得かは言えないような複雑な構成になっています。また、例えばマイルに変換しても、東京・大阪間をマイルで利用するのと、私が住んでいる隠岐・大阪間をマイルで利用するのとでは、同じマイルの利用方法でも価値が変わってきます。航空代金が違うからです。
以上の背景から非常に複雑かつわかりにくくなっているクレジットカードのポイントやマイル利用ですが、少なくとも言えるのは、現金で決済したのでは絶対に得られないものが得られるということです。
※ちなみに、私はクレジットカードを非常によく使います。主に、AMEXとJALカードを利用するのですが、そこで貯まるポイントやマイルで、隠岐・大阪間の飛行機代を無料にした事は数え切れないくらいあります。
ポイントやマイルが貯まるからクレジットカード決済は、現金支払いよりも有利であることは、多くの人が知っています。
ただ、いかにその人のライフスタイルに合わせたカードを利用して、そのメリットを最大化するかについては、ほとんどの人が知らず、実行していません。
つまり、もっと上手に活用すれば、もっとお得に支払いできるのに、知らないためにその得を得られていないわけです。しかも、ライフスタイルは一切変えることなく、いつも通りの買い物をするだけなのに、です。言い換えると、知らないことで含み損を抱えているのということができるわけです。
このカテゴリでは、そんなクレジットカードとあなたのミスマッチをなくして、またクレジットカードのさまざまな不明なことや理解しにくいことや疑問を解決したり、クレカを最大限有利に利用して得する方法を紹介するなど、さまざまなコンテンツを準備していますので、必要に応じて活用してください。
クレジットカードは、分割やリボ払いを除けば、利息を支払うことなく、現金で支払う場合と同じ金額でポイントが付くのでお得であり、付与されるポイント分節約になることをここまで解説しました。
しかし実は、クレジットカードが節約になるという理由は、ポイントやマイルだけではないのです。実は、多くの人が見落としていることですが、クレジットカードがお得になるもうひとつの大きな理由は、「支払いの先延ばし」にあります。
支払いの先延ばしとは、今日買い物に使った代価を支払って、現金が手元を離れるのは、クレジットカードの支払い日になるということです。
先にも解説しましたが、クレジットカードは、締め日があって、前月の締め日から当月の締め日までに利用した金額を、翌支払い日に支払うシステムになっています。
例えば、私が利用しているJALカードでしたら、15日締めの翌10日支払いです。AMEXは、18日締めの翌10日支払いです。
つまり、JALであれば、例えば1月16日~2月15日までの間に利用した利用金額を3月10日に支払うことになります。1月16日に利用したものを支払うのが、3月10日で良いわけです。概ね55日程度支払い猶予があることになります。
サラリーマンで給与所得しかない方はあまりピンと来ないかもしれませんが、これは非常に大きなメリットです。なぜなら、キャッシュフローがよくなるからです。投資している人や起業している人、事業を行っている人にとってキャッシュフローは非常に重要であり、お金が手元にある時間=価値であるからです。
例えば、トレーダーの方で安定して月利10%運用できる人がいたとします(実際にこういう人はいます)。その方が、100万円の買い物をしたとして、現金で支払った場合は、それでおしまいです。手元にあった100万円は支払いにその場で消えてしまいます。
一方で、買い物をした日が1月16日で3月10日に現金で100万円支払いで引き落とされた場合、55日の間その100万円を使って運用することができます。そうなると、月利10%の場合、1日あたり0.33%利回りを得ることになりますので、55日間では18.15%の利回り=181,500円を得ることができます。
つまり、この場合現金で買い物をするのに比べて、18万円も得することになるのです。
これが、支払いの先延ばしの効果となります。
※もちろんこれは非常に極端な事例ですので、誰しもがこんなに大きく得をするものではありませんが、時は金なりという言葉があるように、現金ではできるだけ後に支払うほうがキャッシュフローはよくなり価値が高くなります。逆に、売上げはできるだけ先に支払ってもらう方が、価値が高くなるのも同様の意味になります。
以上のように、投資をしている人や事業をしている人にとってはキャッシュフローは非常に重要な意味を持ち、支払いの先伸ばしは価値のあることです。しかし、一方で購入する商品やサービスと現金を交換しなくて後払いの場合は、ついついお金を後から支払うことを忘れて、いざ支払いの時にお金がなくて困るということも起こりえます。
そういう方には、あまり後払いはオススメできませんが、ある程度計画的に生きることができる人は、後払いをすることでメリットが多くなるでしょう。
つまり、クレジットカードは非常に便利なツールではありますが、使い方を間違えるとよくないということです。
最後に注意して頂きたいのは、支払いの先延ばしは非常に有効な手段ですが、分割やリボ払いは別問題だということです。分割払やリボ払いは、金利がかかるからです。
金利を支払うことを理解した上で、戦略的にリボや分割を活用するのは、それはそれで問題ないですが、基本的には金利は上手にお金と付き合っていくと無駄な経費となります。
もちろん、すべてがすべて金利が悪いわけではないですが、クレジットカードのリボ払いや分割は金利が高いので注意が必要です。
以上、クレジットカードを活用して節約する方法をまとめましたが、このカテゴリではクレジットカードに関するさまざまな情報を掲載していきますので、あなたに必要な情報を選んで有効に活用してください。
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