初心者向け!お金の簡単に解決するために、最初に取り組むべき

公開: 更新:2019-04-27 by

お金が足らない時の対処イメージ画像

こでお伝えするお金の問題の解決法は、お金の初心者向けのものです。すでにいろいろとお金の問題に取り組んでいて、たくさんの壁を乗り越えて来られた方にはあまり参考にならないかもしれませんので、ご了承ください。


ただ、お金がなくて困っている方や、これまでお金は銀行に預けてばかりいた方や借り入れをあまりしたことがない方、お金について正面から向き合ったことがない方でしたら、非常にためになることが書いてあると思います。


お金に困った時、お金の問題にぶち当たった時の基礎的な対応策がしっかりと網羅的に記載してあります。おそらく他のサイトでは得られないような包括的な内容になっていると思います。


合わせて、お金がない状態で困っている方が、まず最初に何をしたら良いかわかって、最初の一歩を踏み出せるように、後半で具体的な行動へと変容していきますので、必ず最後までご覧ください。


お金の問題は、ほとんどが自分の感情の問題

お金は私たちの感情に強く結びついており、根本的には、お金の問題は感情の問題であることが多いです。特に小さい時からのお金とあなたの歴史、さまざまな経験や親やあなたの人格形成に一役かった人の価値観が強くあなたのお金にまつわる感情と結びついているはずです。

なので、お金に問題をかかえ続ける人は、自分を変えない限り一生お金の苦労から逃れられないし、豊かな人はずっと豊かであり続けます。


一方で、長い人生を生きていたら、どちら側の人であっても、標準的な人であっても、一時的にお金に困窮する経験を持つことは往々にしてありますので、今回の記事は、こういった一時的にお金の問題を抱える状況に適した解決策です。


詳しい感情的な部分については他の記事でまとめたいと思います。


参照記事:お金がない時の不安を克服する唯一の方法


お金の問題の核心は何か?

お金の問題の核心は何か?
お金の問題の本質は何かというと(感情的な側面を除く)、ずばり、支出と収入のバランスの問題です。


例えばここに、預貯金が1万円しかない人と300万円ある人といたとします。一般的にいうと預貯金が1万円の人は貧しくて、300万円ある人のほうがどちらかというと裕福に感じると思います。でも例えば、預貯金1万円の人の年収が1,000万円で、300万円の人の年収が300万円なのだとしたらどうでしょう?


次に、預貯金は関係なく、年収1,000万円の人と年収300万円の人が居たとします。年収1,000万円の人の支出が年額990万円で、年収300万円の人の支出が年額200万円なのだとしたら、どうでしょう。そして、これらの人が本当に困る時というのはどういった時でしょうか?


お金の問題が生じるときというのは、年収1,000万円の人の支出が1,000万円を超えるとき、年収300万円の人の支出が300万円を超える時、預貯金1万円の人の赤字が1万円を超えた時、ということになると思います。


お金の問題は、ずばり収支の問題

つまり、私たちがお金の問題に直面するということは、支出が収入を超えた時ということができると思います。

いくら手持ちのお金がないとしても、支出よりも収入が多い限りにおいては、現実的にお金の問題はないと考えて良いということです。ここで、「不安」などが原因で問題が生じるのであれば、それは感情の問題ということになります。なぜなら、問題でないのに、問題のように「感じる」からです。


結局、お金というのは基本的に私たちが所有しているものではなく、いったん懐に入って社会に出て行く、そんな流れのようなものであり、預貯金というのは、その流れがいったんよどむ場所であるといえます。


いったんここまでをしっかりと押さえてください。


本質的に問題を捉えて解決する

本質的に問題を捉えて解決する
先の前提を踏まえて、現状あなたがお金に困っているとして、何を考え、どう対処するかを考えます。あなたが初心者の場合、短期的なお金は、預貯金を崩すか、借りれば解決するので、まずは長期的な問題について判断してから、短期的な解決を目指していくことにしましょう。


まず、分析しなくてはいけないのは、あなたが今直面している問題が、一時的なものなのか、それとも慢性的なものなのかという点です。

突発的な大きな支出や突発的な複数回の支出によって、目先のお金がなくなっているのか、それともいつも通りの生活をしているにも関わらず、お金がない状況なのか、あるいは何かしらの状況で一時的に収入が減っているのか、それとも今後も収入が少ないことが継続するのか。このいずれの理由かによって、対策が異なります。


お金がないということは、先にもお伝えしましたが、基本的に収入より支出が多いことが問題で、あなたの元へ入ってくるお金の流れよりも、出て行く流れのほうが多いと問題になります。また、それがどの程度の期間続くのかとよどみ(預貯金)がその期間耐えられるかが問題かどうかをわける点となります。


ただ、基本的にはよどみ(預貯金)は限度があるので、支出が収入を継続的に上回る場合は、対処が必要です。以下場合わけして検討していきましょう。


目先の一時的な対処法

一時的に支出が収入を超えている場合、あるいは収入が一時的に減額になっている場合

この場合は、預貯金で対応できる範囲であれば、預貯金を使って足らない部分を補ってください。また、預貯金が足らなくても心配はいりません。この下に紹介する短期的な解決法を参考に、借り入れをして凌いでください。一時的な問題は特に大きな問題ではないので、その場さえ凌げればそれでよいです。


長期的な問題としての対処法

普段通りの生活をしているけれど、お金が足らない場合と収入が減ってしまって今後回復の見込みが少ない場合

この場合は、単に借り入れに頼ってはいけません。借りたお金はいつか返さないといけないので、収入よりも支出のほうが慢性的に多い場合、将来にわたってその状況が継続する可能性が高いわけで、借りたお金を返せないということを意味するからです。
この場合は、支出を収入以内に抑えるか、収入を増やすか、どちらかの対応をしないといけないことになります。※支出を減らす方法と収入を増やす方法については、また別の記事で詳しくお伝えします。その長期的な計画をした上で、短期的な解決策を導入してください。
本当にお金がない状態で、緊急を要するときの状況別対処法ご参照下さい。


短期的な解決法

短期的な解決法
長期的な対策ができたら、短期的なお金の対策をしてください。


といっても、長期的なお金の対策に比べると短期的なお金の対策は非常に簡単です。なぜなら、借りればよいからです。借金に対して必要以上に強い嫌悪感を持っている人や抵抗感を持っている人も多いと思いますが、基本的に一時的に足りないお金を借りて急場をしのぎ、その後返済していくことは、決して悪いことでも、危険なことでもありません。


事業を運営している人ならわかりやすいと思いますが、それを「資金繰り」といって、経済的な側面を円滑にするひとつの手法に過ぎないので、安心して堂々と借り入れして頂けたらと思います。善悪のない手法であり、それ以上でもそれ以下でもありません。取りが頭上を飛ぶことが、良いわけでも悪いわけでもなく、自然のことであるのと同じです。


もちろん、借り入れせずに済むなら借り入れしなくてよいと思います(理由は利息がもったいないからの一点です)。お金は流れなので、預貯金をなくすことも決して悪いことではありません。また、通常に戻ったらコツコツ貯めればよいわけなので、心配せずに急場を凌いでください。

借り入れと上手に付き合って幸せになる方法をご参照下さい。


では、ここから下で、さらに踏み込んで問題を分析して、「具体的な一歩として」何をしたらよいか検討していきたいと思います。

お金の悩みでいますぐ取り組むべき優先順位の高いこと

お金がない人が最初に取り組むべきこと
ここから下では、お金がないことで悩んでいるあなたが「今すぐ」取り組むべき、もっとも優先順位の高い対策について詳しく解説していきます。

 

あなたはもしかしたら、明日支払うお金がなくて困っているのかもしれませんし、明日明後日のお金はあるけれど、収入や貯金が少ないため悩んでいるのかもしれません。

 

ここからお話する内容は、今すぐ、明日明後日のお金をなんとかするといった類いのものではありません。これから、中長期にわたって、何をどうして、「今の状況」を脱出するか、を検討した際に、「一番最初に」取り組むべき、もっとも優先順位が高い事柄になります。

 

※便宜上、当記事の上部で伝えたことの繰り返しとなる部分もありますが、優先順位という観点から再整理していますので、言葉が同じでも異なるものとしてしっかりとご覧ください。

 

短期的 VS 長期的解決策

短期的VS長期的解決策
もちろん、目の前の「お金がなくて困った状況」をなんとか対策することは重要です。しかし、目の前の金欠を小手先のテクニックでなんとか凌いだとしても、根本的な原因が解消されない限り、しばらくするとまた、金欠状態になります。根本的な解決をしない限りは、問題は解消されず繰り返すことになるのです。

 

なので、ここでしっかりと長期的な対策を勉強していただいて、目先の困窮を回避しつつ、中長期的な解決を目指して頂けたらと思います。

 

※短期的な対策、総合的な解決策について、詳しくは本当にお金がない状態で、緊急を要するときの状況別対処法をご覧ください。

 

短期的に対策がその場しのぎな理由

短期的な対策は、どうしても目先の問題を解決するだけなので、対処療法になってしまいます。

 

例えば、しょっちゅう風邪を引く人が、解熱剤を飲んで、なんとか病気を抑えても、またすぐに風邪を引いて発熱して、解熱剤を飲む羽目になります。このような方にとって大切なことは、目先の熱を下げることもそうですが、必要な栄養素を摂取したり、運動をしたりして、免疫をあげることで風邪を引きにくくすることです。

 

この場合、解熱剤を飲むことは、短期的な対策で、免疫をあげるために栄養状態を良くしたり運動したりするのが長期的な対策になります。

 

解熱剤を飲むのは単に目の前の熱を下げるだけで、風邪を治すわけではないですし、すぐに再発をしてしまいます。しかし、免疫をあげて風邪をひかない身体をつくれば、熱が出なくなるので、解熱剤を飲む必要もなくなります。

 

お金の場合もこれと同じです。目先の金欠に対処するのは、単に「今のお金」を工面するだけなので、他の何かが変わらなければ、金欠は繰り返すことになります。なので、金欠になる本当の理由をしっかりと分析して、免疫をあげるように長期的な対策をとっていくことが必要になるのです。

 

お金がない理由

お金がない理由
では、そもそもあなたにお金がないのはなぜでしょうか。おそらく理由はいろいろとあると思います。あなたの置かれている状況や、「今」に至るまでの経緯や背景などさまざまな要因があって、現状があると思います。今の現状は、あなたの長い歴史が積み重なった結果、あなたの前に現れていることで、一言ではいえないものだと思います。

 

また、そもそも、一言でお金がないと言っても、この表現自体は比較的あいまいなものなので、厳密にはさまざまな状況が想定されます。(このあと詳しく解説します)

 

お金の分類

お金は、実際の価値・機能面から考えると、フロートとストックにわけることができます。

 

  • フローとは流れのことで、収入と支出のことです。交換の役目を指します。
  • ストックとは、滞留のことで、貯蓄機能のことを指します。

 

人は、貯蓄がなくてもお金がないと言いますし、収支が悪くてもお金がないと言います。また、人によって異なりますが、貯蓄が300万円あっても、お金がないという人もいれば、貯蓄がなくても問題ないという人もいます。収支がプラスでもお金がないという人もいますが、収支がプラスでも貯蓄で暮らせれば問題ないという人もいます。

 

このように、一言でお金がないといっても、状況も基準も、人によって全然違うということができます。つまり、お金があるかないかは、一面では捉え方の問題で、感情の問題だということになります。

 

なので、ひとつはお金に関する不安をとることで問題が解決することがあります。この場合については、お金がない時の不安を克服する唯一の方法をご覧ください。

 

ただ、一方で経済はリアルなものなので、単に精神論的な問題でないことでもあります。

 

ここからは、いよいよ、観念の世界ではなく、リアルな問題として家計を改善する第一歩についてお伝えしていきます。

 

あなたがまず、すべきこと

 

お金がないあなたが、まずすべきこと、それは現状把握です。

 

現状把握

 

つまり、今あなたにどれだけストックがあるのか、そして収支はどうなっているのか、これを明確にするということです。

 

  1. ストックを調べる
  2. フローを調べる

 

ストックは比較的簡単に調べることができます。現在の預貯金をピックアップすればよいだけだからです。※有価証券やその他資産をお持ちでしたが、現在の価格に換算して頂けたらと思います。ただし、不動産については、流動性が乏しいので、一旦ストックに入れないようにしてください。

 

次に、フローについて調べます。

 

フローを構成する要素の一つは収入で、もう一つは支出になります。収入は簡単に調べられます。毎月の収入を調べてください。それだけです。

 

問題は支出です。何にいくら使っているかを分析することが必要となりますが、現金支払いのもの、口座引き落としのもの、振込のもの、クレジットカード支払いのもの、いろいろとあると思います。なので、少し時間をとって、支出を計測してみましょう。どうするかというと、家計簿を付けるということです。

 

家計簿をつけて支出をすべて計測することで、あなたが「いつ」「どこで」「いくら」出費して「何」を買っているか、分析することができます。現状を改善するために一番大切なことは、現状を把握して、何をどうすればよいかを検討することです。

 

従って、あなたが今、お金がないのであれば、現状収支がどうなっているかを把握する必要があり、そのために、家計簿は極めて重要な役割を果たすことになります。

 

つまり、中長期的にみて、あなたが一番最初にすべきなのは、家計簿をつけるということなのです。

 

家計簿を付ける際の注意点

家計簿を付ける際の注意点
家計簿をつける際には、すべての支出を記入してください。クレジット決済や後払い、引き落としのものなど、どのタイミングで家計簿に記入すればよいかわからないものがあると思います。

 

これについては、基本的には、「お金を出すタイミング」で計測してください。

 

お金を出すタイミングで記録する

 

例えば、クレジットカードで支払ったものについては、「購入した際」に家計簿に書くのではなくて、支払う時=引き落としのタイミングで家計簿につけてください。引き落としや後払い、分割支払いにしたものも同様で、あくまでもお金の出し入れベースでものごとを見ていくことにします。

 

こういうルールを決めることで、チェック漏れと迷いがなくなるので、スムースにいくことになります。

 

レシートのまとめ方

また、レシートで細目まで記入すると大変なので、大雑把にまとめます。

 

例えば、スーパーで「えのき、きゃべつ、漬物、コーヒー豆、スリッパ、洗剤」を「1,250円で」購入したとします。通常であれば、項目は、えのき100円、きゃべつ120円・・・と書きますが、それじゃあ大変なので、項目でまとめます。食費や日用品費などです。でも、レシート上では合計金額が出ていて、項目に仕分けはされていないので、1つのレシートをいくつかの項目にわけるのは大変だと思います。

 

なので、ひとつのレシートはまとめて、「一番大きなウェートを占めるもの」1項目で記録してよいことにしてください。今回の事例でいくと、「食費1,250円」これでOKとします。つまり、1レシート、1項目で済ますということです。

 

1レシート・1項目にまとめる

 

こうすることで、家計簿をつけることが非常に楽になるので、継続しやすくなります。継続しないと全く意味がありませんので、継続できるようにしてください。

 

多くの人が、家計簿を付けようとして、うまくいかない継続しないのは、「どう分類してよいかわからない」から「迷うこと」がひとつの要因で、もうひとつが、面倒くさくて続かないことです。従って、この2つの要素をできるだけ排除できるように、ルールを定めて、そして手間を簡略化していきましょう。

 

わかりやすく、簡単に

 

家計簿は継続が大切なので、ぜひあなたなりに工夫して、よりわかりやすくより簡単にまとめて頂ければと思います。

 

また、家計簿は、ノートでもエクセルでもアプリでも構いません。あなたが取り組みやすいものにしてください。手書きは、スマホ派、パソコン派それぞれあると思います。あなたの好みにお任せします。

 

とにかく、まずは1ヶ月家計簿をつけてみてください。

 

家計簿を付けたらどうする?

家計簿を付けたらどうする?
家計簿をつけたら、出費を色分けしていきます。

 

出費も細かく分けたらきりがないので、ざっくり以下のようにわけていきます。

 

固定費
  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 生命保険代
  • 損害保険代
  • ローン返済

 

変動費
  • 食費・・・食材や調味料など、食に関する支出で、外食を除きます。
  • 日用品費・・・食費以外の日常的に発生する出費です。
  • 医療費・・・病院代や薬代、鍼灸費などです。
  • 車両・交通費・・・ガソリン代や車検代、電車代などです。
  • 教育・習い事・子ども費・・・学校費用や塾、習い事の費用です。
  • 被服・美容費・・・洋服やアクセサリー、理美容院代です。
  • 交際費・・・香典やご祝儀、誰かと飲みに行った際の費用などです。
  • 外食費・・・家族で外食したお金です。
  • 自己成長費・・・ご自身が成長するために使った、本やセミナー代、それに関する一切の費用です。
  • 趣味・・・好きなことをするために使ったお金です。本や映画代、さまざまな趣味に関する一切の費用です。

 

いろいろとまとめて、以上のように分類してみてください。より細かく分けたい方は、わけてもよいですが、わかりにくくならない程度に抑えるのがひとつのポイントです。そして、これらの出費を分類して、投資消費浪費と色分けして、何をどう削っていくかを検討していくことになります。

 

ただし、いずれにしても必要なことはまず、家計簿をつけることです。第一歩として、家計簿をつけるところからスタートしてみてください。

 

※投資消費浪費については、正しいお金の使い方をご覧ください。
お金がない根本的な原因に対処する方法も併せてご確認ください。
家計見直しの第一歩を考えてみるもご覧ください。

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