お金がない人が最初に取り組むべきこと

お金がない人が最初に取り組むべきこと
もし今あなたが、お金がなくて困っているのであれば、この記事はあなたにとって非常に役立つものになるはずです。流し読みで良いので、しっかりと最後までご覧ください。

 

このページでは、お金がないことで悩んでいるあなたが「今すぐ」取り組むべき、もっとも優先順位の高い対策について詳しく解説していきます。

 

あなたはもしかしたら、明日支払うお金がなくて困っているのかもしれませんし、明日明後日のお金はあるけれど、収入や貯金が少ないため悩んでいるのかもしれません。

 

ここからお話する内容は、今すぐ、明日明後日のお金をなんとかするといった類いのものではありません。これから、中長期にわたって、何をどうして、「今の状況」を脱出するか、を検討した際に、「一番最初に」取り組むべき、もっとも優先順位が高い事柄になります。

 

短期的 VS 長期的解決策

短期的VS長期的解決策
もちろん、目の前の「お金がなくて困った状況」をなんとか対策することは重要です。しかし、目の前の金欠を小手先のテクニックでなんとか凌いだとしても、根本的な原因が解消されない限り、しばらくするとまた、金欠状態になります。根本的な解決をしない限りは、問題は解消されず繰り返すことになるのです。

 

なので、ここでしっかりと長期的な対策を勉強していただいて、目先の困窮を回避しつつ、中長期的な解決を目指して頂けたらと思います。

 

※短期的な対策、総合的な解決策について、詳しくは本当にお金がない状態で、緊急を要するときの状況別対処法をご覧ください。

 

短期的に対策がその場しのぎな理由

短期的な対策は、どうしても目先の問題を解決するだけなので、対処療法になってしまいます。

 

例えば、しょっちゅう風邪を引く人が、解熱剤を飲んで、なんとか病気を抑えても、またすぐに風邪を引いて発熱して、解熱剤を飲む羽目になります。このような方にとって大切なことは、目先の熱を下げることもそうですが、必要な栄養素を摂取したり、運動をしたりして、免疫をあげることで風邪を引きにくくすることです。

 

この場合、解熱剤を飲むことは、短期的な対策で、免疫をあげるために栄養状態を良くしたり運動したりするのが長期的な対策になります。

 

解熱剤を飲むのは単に目の前の熱を下げるだけで、風邪を治すわけではないですし、すぐに再発をしてしまいます。しかし、免疫をあげて風邪をひかない身体をつくれば、熱が出なくなるので、解熱剤を飲む必要もなくなります。

 

お金の場合もこれと同じです。目先の金欠に対処するのは、単に「今のお金」を工面するだけなので、他の何かが変わらなければ、金欠は繰り返すことになります。なので、金欠になる本当の理由をしっかりと分析して、免疫をあげるように長期的な対策をとっていくことが必要になるのです。

 

お金がない理由

お金がない理由
では、そもそもあなたにお金がないのはなぜでしょうか。おそらく理由はいろいろとあると思います。あなたの置かれている状況や、「今」に至るまでの経緯や背景などさまざまな要因があって、現状があると思います。今の現状は、あなたの長い歴史が積み重なった結果、あなたの前に現れていることで、一言ではいえないものだと思います。

 

また、そもそも、一言でお金がないと言っても、この表現自体は比較的あいまいなものなので、厳密にはさまざまな状況が想定されます。(このあと詳しく解説します)

 

お金の分類

お金は、実際の価値・機能面から考えると、フロートとストックにわけることができます。

 

  • フローとは流れのことで、収入と支出のことです。交換の役目を指します。
  • ストックとは、滞留のことで、貯蓄機能のことを指します。

 

人は、貯蓄がなくてもお金がないと言いますし、収支が悪くてもお金がないと言います。また、人によって異なりますが、貯蓄が300万円あっても、お金がないという人もいれば、貯蓄がなくても問題ないという人もいます。収支がプラスでもお金がないという人もいますが、収支がプラスでも貯蓄で暮らせれば問題ないという人もいます。

 

このように、一言でお金がないといっても、状況も基準も、人によって全然違うということができます。つまり、お金があるかないかは、一面では捉え方の問題で、感情の問題だということになります。

 

なので、ひとつはお金に関する不安をとることで問題が解決することがあります。この場合については、お金がない時の不安を克服する唯一の方法をご覧ください。

 

ただ、一方で経済はリアルなものなので、単に精神論的な問題でないことでもあります。

 

ここからは、いよいよ、観念の世界ではなく、リアルな問題として家計を改善する第一歩についてお伝えしていきます。

 

あなたがまず、すべきこと

 

お金がないあなたが、まずすべきこと、それは現状把握です。

 

現状把握

 

つまり、今あなたにどれだけストックがあるのか、そして収支はどうなっているのか、これを明確にするということです。

 

  1. ストックを調べる
  2. フローを調べる

 

ストックは比較的簡単に調べることができます。現在の預貯金をピックアップすればよいだけだからです。※有価証券やその他資産をお持ちでしたが、現在の価格に換算して頂けたらと思います。ただし、不動産については、流動性が乏しいので、一旦ストックに入れないようにしてください。

 

次に、フローについて調べます。

 

フローを構成する要素の一つは収入で、もう一つは支出になります。収入は簡単に調べられます。毎月の収入を調べてください。それだけです。

 

問題は支出です。何にいくら使っているかを分析することが必要となりますが、現金支払いのもの、口座引き落としのもの、振込のもの、クレジットカード支払いのもの、いろいろとあると思います。なので、少し時間をとって、支出を計測してみましょう。どうするかというと、家計簿を付けるということです。

 

家計簿をつけて支出をすべて計測することで、あなたが「いつ」「どこで」「いくら」出費して「何」を買っているか、分析することができます。現状を改善するために一番大切なことは、現状を把握して、何をどうすればよいかを検討することです。

 

従って、あなたが今、お金がないのであれば、現状収支がどうなっているかを把握する必要があり、そのために、家計簿は極めて重要な役割を果たすことになります。

 

つまり、中長期的にみて、あなたが一番最初にすべきなのは、家計簿をつけるということなのです。

 

家計簿を付ける際の注意点

家計簿を付ける際の注意点
家計簿をつける際には、すべての支出を記入してください。クレジット決済や後払い、引き落としのものなど、どのタイミングで家計簿に記入すればよいかわからないものがあると思います。

 

これについては、基本的には、「お金を出すタイミング」で計測してください。

 

お金を出すタイミングで記録する

 

例えば、クレジットカードで支払ったものについては、「購入した際」に家計簿に書くのではなくて、支払う時=引き落としのタイミングで家計簿につけてください。引き落としや後払い、分割支払いにしたものも同様で、あくまでもお金の出し入れベースでものごとを見ていくことにします。

 

こういうルールを決めることで、チェック漏れと迷いがなくなるので、スムースにいくことになります。

 

レシートのまとめ方

また、レシートで細目まで記入すると大変なので、大雑把にまとめます。

 

例えば、スーパーで「えのき、きゃべつ、漬物、コーヒー豆、スリッパ、洗剤」を「1,250円で」購入したとします。通常であれば、項目は、えのき100円、きゃべつ120円・・・と書きますが、それじゃあ大変なので、項目でまとめます。食費や日用品費などです。でも、レシート上では合計金額が出ていて、項目に仕分けはされていないので、1つのレシートをいくつかの項目にわけるのは大変だと思います。

 

なので、ひとつのレシートはまとめて、「一番大きなウェートを占めるもの」1項目で記録してよいことにしてください。今回の事例でいくと、「食費1,250円」これでOKとします。つまり、1レシート、1項目で済ますということです。

 

1レシート・1項目にまとめる

 

こうすることで、家計簿をつけることが非常に楽になるので、継続しやすくなります。継続しないと全く意味がありませんので、継続できるようにしてください。

 

多くの人が、家計簿を付けようとして、うまくいかない継続しないのは、「どう分類してよいかわからない」から「迷うこと」がひとつの要因で、もうひとつが、面倒くさくて続かないことです。従って、この2つの要素をできるだけ排除できるように、ルールを定めて、そして手間を簡略化していきましょう。

 

わかりやすく、簡単に

 

家計簿は継続が大切なので、ぜひあなたなりに工夫して、よりわかりやすくより簡単にまとめて頂ければと思います。

 

また、家計簿は、ノートでもエクセルでもアプリでも構いません。あなたが取り組みやすいものにしてください。手書きは、スマホ派、パソコン派それぞれあると思います。あなたの好みにお任せします。

 

とにかく、まずは1ヶ月家計簿をつけてみてください。

 

家計簿を付けたらどうする?

家計簿を付けたらどうする?
家計簿をつけたら、出費を色分けしていきます。

 

出費も細かく分けたらきりがないので、ざっくり以下のようにわけていきます。

 

固定費
  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 生命保険代
  • 損害保険代
  • ローン返済

 

変動費
  • 食費・・・食材や調味料など、食に関する支出で、外食を除きます。
  • 日用品費・・・食費以外の日常的に発生する出費です。
  • 医療費・・・病院代や薬代、鍼灸費などです。
  • 車両・交通費・・・ガソリン代や車検代、電車代などです。
  • 教育・習い事・子ども費・・・学校費用や塾、習い事の費用です。
  • 被服・美容費・・・洋服やアクセサリー、理美容院代です。
  • 交際費・・・香典やご祝儀、誰かと飲みに行った際の費用などです。
  • 外食費・・・家族で外食したお金です。
  • 自己成長費・・・ご自身が成長するために使った、本やセミナー代、それに関する一切の費用です。
  • 趣味・・・好きなことをするために使ったお金です。本や映画代、さまざまな趣味に関する一切の費用です。

 

いろいろとまとめて、以上のように分類してみてください。より細かく分けたい方は、わけてもよいですが、わかりにくくならない程度に抑えるのがひとつのポイントです。そして、これらの出費を分類して、投資消費浪費と色分けして、何をどう削っていくかを検討していくことになります。

 

ただし、いずれにしても必要なことはまず、家計簿をつけることです。第一歩として、家計簿をつけるところからスタートしてみてください。

 

※投資消費浪費については、正しいお金の使い方をご覧ください。

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