男は浮気するもの、そんな風に言われることもあります。でも、できれば(絶対に)夫には不倫して欲しくはない!世の奥様のホンネですよね。
もしかしたら、あなたはすでに何度も浮気されたり、不倫されたりして、嫌な気持ちが蓄積されて、関係性が悪化している人もあるかもしれません。あるいは、あなたは特に浮気などはされていないけれど、長年寄り添った結果、夫に対して興味を抱くことがない状態かもしれません。
でも、できるなら、外で女を作って欲しくない。
こう思うのは、妻として当たり前のことですよね。ここでは、「浮気をするのが当然と言われる男」である夫が、絶対に不倫に走らない方法を紹介します。
なぜ男は浮気するのか
まず考えて頂きたいと思います。
どうして男は浮気するものと言われるのでしょうか。
あるいは、あなたはどうして夫が自分以外の女性の元に行ってしまうと不安に思うのでしょうか。
まずは、「男が不倫する」根本的な原因について検討してみたいと思います。
よく言われる説は、「男は、自分の子孫を残すために、たくさんの相手を求めて、たくさん種をつけようとするものだ」ということです。それに比して、「女は体内に種を宿すほうだから、優秀な遺伝子を残すために相手を慎重に選ぶ」というものです。
これは、ひとつの説として「確かにそうだなぁ」という側面はありますし、科学的に証明がしようもないことででもあります。
誰でもが不倫する訳ではない
一方で、すべての男が浮気や不倫をするわけではないということもあります。
ただ、ひとつ言えることは、男でも女でも、それぞれに性的な欲求は1つの根源的な欲求として持っているということです。
例えば、腹が減ったら何か食べたくなるし、腹が減っているのに食べ物を得られないと生命維持のために、なんとしてでも食べ物を得ようとすると思います。
喉が渇いた時も、水が得られないならなんでもよいから、喉を潤そうとするはずです。欲求が満たされない期間が長いほど、その欲求は強くなります。
男と女は違う生き物
ただ、性的な欲求については、「男女それぞれ異なる存在」であり、「欲求の満たし方が違う」ので、女性が男性の欲求を理解するのが難しいし、男性は女性のそれを理解するのは難しいです。なぜなら、完全に違う同じネーミングを持つ「欲求」を持っているのに、「その欲求の内容が違う」からです。
同じ「性欲」と呼ばれる欲求を持っているけれど、男性と女性ではそれぞれ求めるものが違うのに、同じ名前の欲求だから理解のしようがないということです。
以上のように、基本的には男は、多くの欲求解消の機会を求めるため(欲求解消のための対象は比較的範囲が広いため)、また女性と男性の性欲は全く違うものであるため、「男は浮気するもの」という認識が広がっているのだと思います。
浮気するしと不倫しない人
しかし、女性だって、不倫もすれば浮気もします。男性でも、不倫する人もいれば、全く浮気しない人もいます。
キーになるのは、欲求不満が元にあるということです。
基本的に、男でも女でも、不倫や浮気をする人というのは、「パートナーとの関係性の中で、欲求を満たすことができないから、外で解消してくる」ということが原因としてあります。
欲求が常にパートナーとの間で満たされていれば、基本的に外で満たす必要はありません。
欲求は、簡単なものでもない
ところが、性交渉をしたいという欲求も、実はさまざまなものが合わさって、人を動かしています。同じ「性的欲求」といっても、男であれば「ただ性交渉をして射精に至ること」これが実現すればそれでよいかというと、そうとは言えないのです。(もちろんそういう人もいますが)
例えば、「いろいろな人と交渉したい」とか「若くてキレイな人と交渉したい」とか「いつもとは違う人と交渉したい」、「精神的なつながりを感じながら交渉したい」など、ただ単に、事を済ませればそれで欲求が満たされるというものではないからです。
特に、「この欲求を満たす方法」については、人によって異なり、個人差が大きいです。また、若い時は欲求レベルが高かったり、経験値の少なさから好奇心が強かったりするのもひとつの要因としてあります。
不倫に走らせない2つのアプローチ
ここまでどうして男が不倫や浮気に走るか原因を分析してきました。ここからは、どう対策するかを検討したいと思います。そうすると、次の2つ側面から検討することができそうです。
- 個人的な特質の問題
- 欲求の適切な満たし方の問題
それぞれの側面から、対策を検討していきます。
個人的な特質から浮気を防止する方法
男性でも女性でも、性的な欲求は誰しもが持っているものです。どれだけ「そんなこととは無縁に見える人」であっても、必ず性欲は持っています。どれだけ痩せている人でも、ご飯を食べるのと同じことです。
一方で、やはり欲求の満たし方や欲求の強さも、人によって全然違います。
食欲旺盛な人もいれば、食に全く無頓着な人もいて、健康的な食生活を好む人もいれば、ジャンクな食事を求める人もいます。肉好きもいれば、野菜好きもいるのと同じことです。
この欲求のレベルや求めるものの違い、欲求の満たし方の違いは、遺伝的な要素とこれまでの生きてきた環境によって決定することになります。
欲求の違い
すべてが生まれた時から定まっている先天的なものというわけでもなく、一方ですべてが生まれ育ち生きてきた環境によって培われた後天的なものでもないということです。
- 遺伝子レベルで決まっている先天的なもの
- 生まれ育ち生きてきた環境によるもの
この2つが複雑不可分に組みあわさって、その人の欲求の内容や強さ、欲求の満たし方を決めていくことになります。
また、さきほどもお伝えしましたように、性欲は基本的には若い時のほうが強いです。年齢を経るに従って、なくなる訳ではないですが、欲求の強さは弱くなってくる傾向性があります。
ただ、いずれにせよ、50歳になっても強い性欲を持っている人もいますので、完全に人によって欲求レベルは違うということになります。
具体的な浮気を防止する方法その1
では、それを踏まえてどう対処するかについてですが、次の通りになります。
- 20代とは結婚しない
- 性的欲求が強すぎる人とは結婚しない
- セルフコントロール能力のない人とは結婚しない
これが、解決策になります。
基本的に「個人的な特質から浮気を防止する方法」としては、相手の選び方がほぼすべてです。すでに結婚してしまっている人は、次の項で「欲求の適切な満たし方を工夫して不倫を防ぐ方法」を参考に実践してもらうしかありません。
ただこの2つが合わさって、夫の浮気を防ぐものなので、どちらか一方だけでは弱いことになります。
20代とは結婚しない
まず、男性が20代に性欲が強いことはある程度仕方在りません。また、全員ではないですが、さまざまな対象と性的な関係を持ちたくなるのも、自然な流れであり、それを防ぐと欲求が屈折することのもあるので、注意が必要です。
なので、絶対に不倫をしてほしくないという人は、30代以降の人で、10代20代で十分性的な欲求を満たした人である程度満足を得た経験を持っている人を選ぶことが吉です。
性的欲求が強すぎる人とは結婚しない
一方で、10代20代でもたくさん遊んで来たのに、30代でも遊びたい人もいます。
浮気や不倫をされたくない人は、そういった性欲があまりにも強い人を選ばないほうがよいと思います。なぜなら、欲求が強くて1人の対象と交渉するだけでは満足がいかない人を、1人で満足いくように仕向けるのは不合理だからです。
セルフコントロール能力のない人とは結婚しない
また、最後に、しっかりと自分をコントロールすることが出来る人と結婚することが重要です。
例えば、多少あなたが夫の性欲を満たすことができないことがあって、夫が性欲をため込んでしまうようなことがあっても、外で性的な欲求を満たさないようにする自分をコントロールする夫であることが、不倫や浮気をされないために重要になります。
欲求の適切な満たし方を工夫して不倫を防ぐ方法
いくら結婚相手が、30代以降で性欲のピークを過ぎた人で、性欲が強すぎる人でなく、さらにセルフコントロール能力が高い人であっても、あまりにも長期に渡って性欲が満たされない状況が続くと、ひょんなことから浮気したり不倫したりします。
この場合、万が一不倫が元で離婚裁判になったとしても、夫のほうに情状酌量の要素が出てくるので、妻のほうも不利になります。なぜなら、夫婦はお互いに性的な欲求を満たし合うことが役務として(当然のこととして)求められるからです。これは極端な話ですが、非常に重要なので、頭に置いてください。
相手を満たすことが重要
つまり、相手の欲求を適度に満たしてあげること。
これが、不倫や浮気に夫を走らせいないようにする非常に重要な要素となります。この欲求は、性的欲求だけでなく、愛されていると感じる欲求なども含みます。繰り返しお伝えしているように、性欲に含まれる内容はさまざまな欲求を含み、ある欲求を満たす方法はさまざまであるからです。
特に女性は子供が生まれると、子供にばかりフォーカスや愛情が行ってしまい、夫へ注意が向きにくかったりします。もちろん、子育てが大変なので、仕方ない側面もありますし、赤ちゃんにおっぱいをあげる間は、生理的に夫を受け入れにくくなるものでもあると思います。
満たされないとどうなるか
しかし、だからといって、夫の欲求を満たしてあげないと、当然夫も欲求を持っています。妻のほうは生理的な環境が大きく変わるので性的欲求等が一旦消えたように感じたとしても、夫のほうは何も身体に変化はないので、健康であれば性欲を持ちます。赤ちゃんが出来たから性欲が減退することは全くありません。それとこれは別物だからです。
当然ですが、欲求を満たしたいという気持ちはずっと夫にあり、ある程度は自分で処理してセルフコントロールをすることができますが、一定期間以上抑圧された状態が続き、どこかで性的な欲求を解消できそうなタイミングが来ると、セルフコントロールが効かないことになりかねません。
そこまで欲求を抑圧した結果、夫が過ちを犯した場合、その原因は夫だけではなくて、夫婦関係にあると判断せざるを得ない状況というケースも出てくるわけです。
不倫や浮気をしたくない場合でも
基本的には夫としても、あなたと関係性を悪化させたくないと思っていて、単に欲求のまま行動することはほとんどなく、通常はセルフコントロールしてます。ところが、セルフコントロールできる閾値を超えて、欲求が溜まってしまうと、過ちを犯してしまうことも起こりえるのです。
男性としても、ただ単に「放出すること」だけが欲求の処理ではありません。さまざまな欲求が巧妙に合わさって、ひとつの性的な欲求として発露します。
なので、もしあなたが、夫に浮気や不倫に走って欲しくないと考えるとしたならば、夫が外で欲求を処理しなくてもよい仕組みを考えないといけません。つまり、仮にあなたが希望でないとしても、生理反応である夫の欲求を満たす時間を作ることが重要だということです。
その際に大切なのが、「欲求を満たしてあげるよ」という意識ではなく、一緒に「夫の欲求を満たすんだ」という前向きな気持ちで取り組むことです。スキンシップをはかったりしながら、手を使って処理してもよいでしょうし、私の知っている人は膝の間に挟んで処理をしていたという方もいます。少なくとも、嫌そうにしたり、めんどくさそうにしたら、夫はプライドを失って、次からはあなたに性的な関係を求めてくることはなくなるはずです。
やり方は人それぞれで構いません
大切なことは、夫の欲求を理解して月に数回で構わないから、欲求を満たしてあげるようにすることです。きちんと誠心誠意、心が燃える恋愛をしていた時と同じように、求めることが重要です。
欲求さえ満たすことができたなら、夫は外で浮気や不倫をする必要性がなくなります。必要性がなければ、あえてリスクを冒してまで、浮気や不倫をしたいとは夫も思わないはずなのです。
少し考えてみれば当たり前ですよね。
例えば、普通は、食い逃げしないですよね。悪いことですから。泥棒もしないですよね。ただ、どうしてもお金がなくて腹が減っていたり、どうしても欲しいものを買えないから、食い逃げしたり、泥棒したりしますよね。男の場合もそれと一緒なんです。
しっかりと夫の気持ちになって、夫の欲求を満たすことで、浮気や不倫を、未然に防いで頂けたらと思います。
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