浮気や不倫をする人の心理

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浮気や不倫をする心理

んなにかわいい奥さんや子供さんがいるのに、どうしてこの人は浮気するのだろう?そんな風に思ったことはありませんか?

男でも女でも、配偶者や恋人がいながら、それ以外の異性と濃い関係性を持って、浮気や不倫に至ったり、継続的な関係性を作ったりする人はたくさんいます。

確かに、確率論的には、浮気するのは女性よりも男性が多いように感じますが、不倫に走る主婦は後を絶たないのが現実です。

あなたの旦那さんや彼氏さん、奥様や彼女が、絶対に浮気や不倫に走らないとは決して言うことができないのが実際のところです。逆に、あなた自身も今は絶対に浮気しないと思っているかもしれませんが、何かしらのきっかけで浮気や不倫に走ることもないとはいえないと思います。

ここでは、人がどういう心理で、不倫や浮気に走るのか検討してみました。浮気する人の心理を知って、浮気したくない人、不倫されたくない人は未然に防ぐ対策をとっていきましょう。また、幸せな家庭を構築していきたい人は、自分が浮気や不倫しないように読んで頂けたらと思います。

そもそも浮気や不倫はいけないのか?

浮気や不倫はいけないことなの?

まず最初に考えないといけないのは、どうして人は浮気したり、不倫したりするのかということです。一般的に、浮気も不倫も、よいこととは解釈されていません。

特に不倫は、法律的な観点からみても「悪いこと」ということができると思います。浮気の場合は、特に法律に規制されるようなことはないと思いますが、道義的によいこととは言えないと思います。

江戸時代までと明治以降で全然違う

キリスト教が入ってくる前、江戸時代は性に対しておおらかで、フリーな風潮が根強くあったらしくて、男も女も気に入ったら「情を重ねる」ことが一般的だったらしいです。また、一夫多妻制でしたし、夜這いなどの慣習もありました。

それが、明治以降でキリスト教的な教え、西洋に習って文明国になろうということで、一夫一妻制に移行してきたという流れがあります。

従って、配偶者以外の人と「情を結んではいけない」という決まりは、明治以降100年程度の歴史でしかないということをまず第一に知って欲しいと思います。

不倫は悪、浮気はグレー

夫婦であれば、配偶者以外の相手と情を結ぶのは不倫といってよくないことです。しかし彼氏彼女という関係にあって、浮気したらいけないという法律はありません。そもそも彼氏彼女という恋人同士を定義する法律的な根拠がないのがそもそもの理由です。

なので、基本的に浮気というのは、単に道義的に、「相手が嫌がることをする」という意味合いあるいは、不文律的に、「恋人関係というのは恋人以外と情を通じないという暗黙の了解を得た関係であって、それを反古にすること」だから「道義的によくない」ということができると思います。

どうして浮気や不倫をするのか

どうして浮気や不倫をするのか?

では、どうして、人は浮気したり、不倫したりするのでしょうか。原因と理由を以下の5つに分類してみました。

  1. 多様な人と情を結びたい性欲が強いこと
  2. 恋人や配偶者との関係性で満たされないこと
  3. 多様な人と精神的なつながりを得たいということ
  4. 現配偶者や恋人以上の相手と出会ってしまうこと
  5. 小さな要因の積み重なりによる事故

それぞれ詳しく解説していきたいと思います。

1.多様な人と情を結びたい性欲が強いこと

まず、これは主に男性の人に多いですが、兎に角性欲が強いこと、これが第一に上げられます。浮気をする人のタイプの中でもっとも多いのですが、ものすごく性欲が強い人のことです。

そもそも性欲だけでなく、さまざまな欲求が強い人が多いのですが、一人の相手だけと情を結ぶだけでは全然足らない、そんな人がこのカテゴリに入ります。

浮気不倫は避けられないかも

このタイプの人に「浮気」や「不倫」をするなといっても、正直、それを阻止するのは難しいです。いくら相手の欲求が満たされるくらい、積極的な交渉を継続したとしても、それでも足りないくらいに欲求が強いので抑えることができません。

また、いくら口で、「浮気しない」とか「不倫しない」と約束しても、約束を守ることは難しいです。欲求はものすごく強くて衝動的なので、それを理性で抑えることは困難だからです。

現実的な対処法

従って、あなたのお相手がこのタイプである場合は、一定の年齢を超えることを待つしか方法はないといってよいかもしれません。男性であっても50歳を過ぎて家庭で満たされることを知ると、浮気や不倫は少なくなってくると思います。

また、浮気や不倫によるトラブルを軽減するための取り組みをするのも重要です。例えば、必ず避妊をすることを約束する(けど多少の浮気は容認する)などです。

いずれにしても、このタイプと結婚したり恋人関係になった場合は、かなり苦しむことが想定されます。

一番よい対策はそもそも結婚しないこと

なので、本当に不倫や浮気で苦しみたくなければ、このタイプの方と交際するのを控えるほうが賢明です。ただこのタイプは、魅力的な相手であることが多く交際に持ち込むのも上手なので、なかなかそれも難しいのが現状です。

ただ、まだ結婚していない場合は、いろいろと苦労する可能性があるので、しっかりと検討して話合った上で結婚するかどうかを決めることが重要です。どうしても結婚する場合は、浮気や不倫をすることができないような仕組みを作らないといけません(飲みに行かせない、毎夜情を結ぶなど)。

2.恋人や配偶者との関係性で満たされないこと

次に挙げられるのが、基本的には一人の相手との関係性だけで、本来は満たされる人が、相手との関係性で満たされない経験を積み重ねることで浮気に走るパターンです。このパターンは、比較的男性に多く観られますが、30代以降の女性でも多々みられるパターンです。

例えば、元々は仲が良かったのに子供が生まれてから交渉が減ってしまって拒否されることが多くなるケースなどが例としてあげられます。

この場合は、しっかりと真剣に話しあって、お互いの欲求を充足できる仕組みを作ることで浮気や不倫を防ぐことができます。

基本的に相手も浮気や不倫をしたいと思っているわけではないので、照れたり恥ずかしがったり茶化したりせずに真剣に話せば、よい方法が見つかるはずです。基本的に、夫婦や恋人同士で、しっかりと欲求充足を図ることが大切です。

ここでいう欲求充足とは、肉体的な欲求と精神的な欲求の両面においてです。

例えば、どうしても身体的な理由などで交渉が満足いく回数だけこなせない場合などは、口や手で欲求を満たす方法を検討するなど、いろいろな仕組みで対応することは可能になります。

3.多様な精神的なつながりを得たいということ

次に、身体的な性的な欲求によってではなくて、精神的な欲求で浮気をしてしまうパターンがあります。これは、主に女性に多いパターンになります。

一番多いのが、夫婦関係があまりよくなくて、精神的なよりどころを外に求めるケースです。この場合は、例えば夫婦関係に夜の営みが定期的にあったとしても、「言いたいことがいえない」など精神的な欲求を満たすことが出来ていない場合で、配偶者以外に「ちゃんと話を聞いて承認してくれる人」がいた場合などに、浮気や不倫が生まれることになります。

性欲が原因ではないので、「直接的に浮気の原因を考えることができない」ので、難しい側面がありますが、性的な行為は精神的な欲求充足にも関係しているので、深い理解が必要になります。

選択理論的に言うと、愛と所属の欲求が精神的な欲求にあたります。一方で性欲は、生存の欲求に起因します。

4.今の相手以上の相手と出会ってしまうこと

今の恋人や配偶者よりも、「よい人」に出会ってしまうことで、その人と恋に落ちてしまい不倫や浮気に発展するケースがあります。

これは、結婚していても、恋人関係であっても起こりうることですが、恋人関係の時のほうが多く起こります。なぜなら、多くの人が不倫は悪いことだと知っているから、恋心をセーブするからです。

恋人関係の場合問題なし

恋人関係の場合は、よりよい相手が見つかることは特に問題なく、今の相手よりもよい人と恋仲になったら、新しい恋人に乗り換えるのは決して否定されるべきことではないので、普通に起こることですし容認されるべきこととなります。

それが、従前の恋人と関係性が継続している間に、新しい恋人ができると、一定期間浮気関係になってしまうだけのこととなります。

夫婦関係の場合問題あり

不倫関係の場合で、配偶者よりもよい相手と恋仲になると、かなり厄介です。あなたが不倫するにしても、相手が不倫するにしても、離婚につながりかねないことになります。

なぜなら、心が配偶者ではなくて、不倫相手に向かってしまうからです。

この場合どうするかについては、離婚も視野に、長期的な目線で判断するしか方法はありません。たまたま今、配偶者よりもよい人と恋仲になったとすれば、さらなる将来に、たまたまさらなるよい人と恋仲になる可能性があることを知らないといけません。

そうすれば、エンドレスに(現実的な年齢的な上限はありますが)結婚と離婚を繰り返して、本当に幸せな人生を歩めない可能性が出てきます。

万が一不倫がバレた場合にさまざまな問題が起こることを覚悟しないといけません。また、離婚するとなると、当たり前ですが、いろいろと現実的な困ったことも起こる可能性があるので注意が必要です。

5.小さな要因の積み重なりによる事故

次に挙げられるのは上記1〜4に当てはまらない要因による浮気や不倫です。

これには、本当にさまざまな要因によって、たまたま浮気や不倫に走ってしまうケースです。具体例を挙げ出すときりがなくて、例外的に生まれることが多いです。

ただし、根底にあるのは夫婦関係・恋人関係の「浅さ」です。本気で良好な夫婦関係・恋人関係を維持したいと思っている人であれば、基本的に浮気や不倫に走ることはありません。

なぜなら、深い夫婦関係や恋人関係を構築することは、一朝一夕では味わえない深い幸せ感をあなたに与えるからです。そして、それは不倫や浮気によって簡単に破壊されるものであるとお互い知っているからです。

絶対にバレないような浮気や不倫でも、100%バレないとはいえません。不倫や浮気に走りたいようなさまざまな場面に、人生生きていたら必ず数回は出くわすと思います。

その時に、あなたがどう判断するか。あるいは恋人や配偶者がどう判断するか。

常日頃から、よい関係性を保ち、お互いが幸せを感じられる関係性を築いて維持し続けることで、万が一の浮気や不倫に走りたくなるようなさまざまな場面を、切り抜けられるようにしていきたいですね。

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