簡単楽ちんに整理整頓する方法

なさんは、整理整頓していますか??ぶっちゃげ、整理整頓できているなら、わざわざこのページに来ていないですよね?(笑) そうなんです、整理整頓って、小さい時から口酸っぱく言われているけれど、なかなか面倒でできないものなんです。

かくいう私だって、つい最近までは整理整頓苦手でした。

嫌いではなくて、やりだすとトコトンやってやろうってなるんですが、なかなか手をつけないんです。そしていつかやろうと思って、整理をしないから、「いつか整理する際に片付けようとして置いておいた書類」がどんどん溜まって、何の書類が「底」にあるかわからなくなっていました。

しかも、いざ整理をしようとすると、「前回整理をしてから随分時間が経ってしまっている」ので、トコトン散らかってしまって、どこからどう手を付けてよいかわからないような状態になっています。今度は、「整理をするのを後日にしよう」と先延ばししてしまうんです。

そうすると、ほとんど片付かないままあっという間に年の瀬が来て、年の瀬は「大掃除のタイミングで整理しよう」と思うのですが。。。事務所はいつでもできるからといって、キッチンやら風呂やらを優先して、結局事務所の整理はできずじまい、といったことになり、結局いつまで経っても整理ができない状態になっていました。

はい、これが私のこないだ2017年末の話です。汗

(私の家は、6DKで1室を会社の事務所としてつかっているので、自宅=事務所ということになります。)

じゃあ、どうやって整理をしてきれいさっぱりしたのか。そして、その状態を維持して、継続的に整理することができるようなったのはどうしてか、その具体的な方法を紹介します。

私はこれまでさまざまな整理整頓の本を読んで、ブログやサイトなども見て研究して、ようやく自分なりの方法として確立できたので、ご紹介します。

※ここで紹介する整理整頓の技術のそれぞれは、いろいろな本やブログなどで学んで自分なりにアレンジしたものになります。

正しい整理整頓マニュアル

正しい整理整頓マニュアル

整理整頓をしようと思った時に、まず知って欲しいことがあります。

 

みなさんも、「さあ、整理整頓するぞっ」となったのに、「何からどう手を付けてよいか」わからなくて手が止まってしまったことはありませんか?

 

そうなんです。私たちは小さいときから、整理しろ、整頓しろっ言われていますが、正しい整理整頓の方法を教わったことがないんです。正しいノウハウがないからいざ、整理整頓しようと思っても、思いつきでやりたいようにやるしかできないません。従って、気合いで整理しようとしても何も進まないんです。

だって、気合いで整理整頓しようとしている時って、無理矢理自分を奮い立たせて整理しようとしている時で、「こうやって整理しよう」という意欲がない状態なので、当然のことながら、整理整頓が進まないんです。だって、意欲がない状態なのですから。求める欲求がなければ、人はモチベーションアップしません。当然といえば当然ですよね。

なので、まず正しい整理整頓の方法を紹介したいと思います。

整理と整頓の違い

整理と整頓の違い

正しい整理整頓のノウハウを学ぼうとする時、一番最初に知って欲しいことがあります。それは、みな「整理整頓」のことを総称して「整理整頓」と言ったり、何気なく「整理」と言ったり、「整頓」と言ったり、「整理整頓」と「整理」と「整頓」をほぼ同義で何気なくこれらの言葉を使っているということです。

でも、実は整理と整頓は別なのです。

小学館デジタル大辞泉によりますと、整理整頓の定義は、以下の通りになっています。

◇「整理」は、「交通整理」「感情の整理がつく」のように、混乱しているものをきちんとした状態にする意。また、無駄なもの、余分なものを除く意もある。「人員整理」「蔵書を整理する」など。◇「整頓」は乱れているものの位置を元にもどし、整えること。「教室の机を整頓する」「乱れた資料の順序を整頓する」

この定義を元に、私がこれまで学んだことを通じて以下のように定義することにしました。

整理とは

いるもの、いらないものを分類して、いらないものを捨てること

整頓とは

いるものに、あるべき場所を定めて、それを表示すること

このようにわけました。そうすることで、整理整頓に手順ができることになったのです。

つまり、まずは整理をしていらないものを捨てる。次に、いるものに居場所を決めてあげて、それを表示してあげることで、今後「いるもの」が「あるべき場所」に戻ってくる仕組みにするということです。これが、整理整頓の手順となります。簡単そうでしょ??笑

では、整理する方法、整頓する方法をそれぞれ順番に具体的に解説していきたいと思います。

効果的に整理する方法

効果的に整理する

まず、あなたが取り組むべきことは、「整理」をすることです。つまり、「今あるもの」、「整理整頓したいところにあるものすべて」を整理して、「いるもの」と「いらないもの」に分けるということです。

トヨタ生産方式では、3ヶ月以内に使わない物は、死品といってすべて使わない物として処分するルールがあるようですが、私たちはそんなに上手に線引きを出来るようにはできていません。

明らかにいるものと、明らかにいらないものの他に、「グレーゾーンのもの」がたくさん出てくると思います。グレーゾーンのものとは、今すぐ使うわけではないけれど、今後使うかもしれないものや、今後使うことはないけれど、思い入れがあって捨てにくい物などです。

基本的に、すぐに判断できないグレーゾーンのものは、グレーゾーンのものでとっておくことが必要です。

従いまして、私の推奨する整理方法は、「いるもの」「いらないもの」「グレーゾーン」に分けることになります。

整理の実行方法

次に整理の具体的な方法ですが、次の通りの手順で行います。

まず、大きな段ボールを3つ準備します。それぞれ、「いるもの」「いらないもの」「グレーゾーン」と大きく書きます。そして、整理したい箇所のすべてのものを一旦、「いるもの」「いらないもの」「グレーゾーン」のいずれかの箱に入れます。

このようにして、整理され分類されたものは、「いるもの」については、次のステップで整頓することになります。次に「いらないもの」廃棄して、「グレーゾーン」のものは一旦保管します。箱に入れたまま保管しておき、次の整理の際に、再度「いるもの」「いらないもの」「グレーゾーン」にわけるのです。

一度グレーゾーンに分類されたものでも、日が変われば、「いるもの」「いらないもの」のいずれかに変わっていきますので、そこで、整理するか廃棄するかを決めていきましょう。それまでは、保留にしてOKです。

グレーゾーンのように、あいまいに出来るところ、エスケープゾーンがないと整理が苦しくて嫌なものになるので、グレーゾーンを設けることは継続的に整理していく上で非常に重要となります。

今後も散らからない整頓の秘訣

上手に整頓する方法

整理が終わったら、今度は整頓です。

整頓は、基本的に、置く場所を定めて表示して、そのものが常にそこに返ってくる仕組みを作ることです。

例えば、爪切りを入れる場所には、「爪切り」と表示して、爪切りを収納します。そして使ったら必ずその場所に戻すようにします。本は本棚に立てますが、分類があるのであれば、「漫画」「雑誌」といった具合に表示します。表示をして今後使い終わったら表示されているところに必ず戻すように習慣づけをしていけば、確実に部屋は散らからないことになります。部屋が散らからなければ、整理する必要が減ります。

整頓する際に注意すべき点

整頓する際に注意すべき点は次のとおりです。

まず、最初から完璧を求めないことです。完璧に整理しようと思うと手が止まってしまったり、次にやりたくなくなります。なので、完璧にしようとするのではなくて、逐次修正できるように、ゆるく始めることがコツです。

簡単に貼って剥がせるシールや付箋、マスキングテープなどにマジックであるべき物の名前を書いて貼るようにして、今後もはったり剥がしたり、収納場所を変更しやすくしておきましょう。

次に、収納すべきスペースは、最初からいっぱいにしないということです。せいぜい6割程度埋まるくらいの収納量にしましょう。そうでないと、時間とともに物は増えますので、置く場所がせっかく決まっていても、スペースが足らなくなるからです。置くべきところに、ものを置けなかったら部屋が散らかる元になるからです。

ルールがあって、せっかくルールを守っていて、ルールを遂行することができなかったら、ルールを強制的に破ることになり、習慣を壊す要因となります。なので、必ずスペースは余白を作るようにしてください。

整理整頓のメリット

整理整頓のメリット

ここまで非常に簡単に、かつ誰でも効果的に整理整頓する方法について紹介しました。

整理整頓するのは、誰にとっても非常によいことです。というのも、部屋が片付いているだけで、心が落ち着く効果がありますし、そもそも探し物をする時間が減るので、時間を有効に活用することができるようになります。

ものを探すことがないと、ストレスも軽減されます。また仕事へ集中したり、生活に活力がでたりもするので、整理整頓は100益あって1害なしといった感じです。

あなたもぜひ、整理整頓をして、気持ちのよい毎日を送るようにしてください。

あなたがいますぐ出来ることは、整理する日を決めて、手帳の該当日を大きく○で囲んで、「整理整頓の日」とすることです。そして、いつでもこのページが見えるように、ブックマークしたり、Tweetするなどして、やり方を復習できるようにしておいてください。