絶対に貧乏になりたくない!

乏になりたくない!貧しい生活をしたくない!お金の苦労をしたくない!自分もそうだし子供にもそうであってほしい!できれば親や兄弟もそう!貧しいなんて本当に嫌だ!

そう思われる方は多いと思います。むしろ、自分から好んで貧乏になったり、お金の苦労をする人というのは稀というか、ほとんどいないですよね。

ここでは、そんな「貧乏嫌い」のあなたに、これからの人生で絶対に貧乏にならない唯一の方法を紹介します。

これは原理原則なので、誰でも実行すれば、貧しくなることはありません。また、この唯一の方法を紹介すれば、子供や親兄弟も貧乏になることはなくなります。

ただし、人生は考えているだけでは何も変わりません。知っているだけで、何か起こるわけでもありません。この唯一の方法も同じで、知るだけでは何の意味もなく、実行することではじめて貧乏を避けることができるようになります。

知るだけでなくて、実行することが重要であること、ここを押さえた上でお読み頂けたらと思います。

人が貧しくなる理由

人が貧しくなる理由

貧しくならない方法を紹介する前に、まずどうして人が貧しくなるかを解説したいと思います。しっかりと原因を押さえることで、私がお伝えする貧しくならない方法が間違いないことを納得頂けると思うからです。

人は納得いかないものを実行しようとは思わないものです。納得して取り組んでもらえるために、原因のところを押さえてください。

貧しくなる原因と背景

人が貧しくなる理由、これには、さまざまな要因・背景があります。ただ、貧しくなる具体的な行動としては、一点「収入と支出のバランスが悪い」ということが上げられます。なぜなら、収入が支出より多い限りにおいては、貧しくなることはないからです。

ですが、そもそもどうして収入より支出が多い生活になってしまうのかについては、背景を押さえることが重要だと思います。ただしそれは、この後にも書きますが、個別の状況による個体差が多くなるので、ここでは取り扱うのを避けて、行動レベルの話をしていきたいと思います。

家計の状態を把握する指標

各人の家計状態を把握するのは、次の2つの状況を確認する必要があります。それは、家計の状態というのが、お金の流れとお金のストック状況という2つの要素に分かれていることから生まれます。

  1. お金の流れ(キャッシュフロー)
  2. お金のストック状況(資産状況)

お金の流れ(キャッシュフロー)とは

お金の流れとは、家計を企業の会計に置き換えて考えると、キャッシュフローのことをいい、帳面上では損益計算書にあたいするものとなります。

厳密には会計においては、損益計算書とキャッシュフローは別ですが、家計においては意味合いとして「1ヶ月生活して終始がどうか」ということを意味しています。

収入 − 支出 = いくら?

これが重要です。この数値が0円以下、つまり赤字だと確実に貧乏に向かって進みます。この数値が少ないと財産状況次第ですが、貧しくなる可能性が高いことを秘めることになります。

お金のストック状況(資産状況)とは

お金のストック状況(資産状況)とは、あなたが預貯金や資産をどれくらい持っているかということを意味しています。預貯金はすぐに引き出してお金として使えるのでわかりやすいですが、例えば株式やゴールドなどの金融資産で所有している場合も同様に資産として計上していきます。

また、不動産も売却したり賃貸すればお金になるので資産といえますが、ローンが残っているものについては、資産であると同時に負債でもあるので、資産として計上しないことにします。お金にストック状態については、どのくらいの資産があるかについて検討することになります。

資産はいくらあればよいという基準がない

ただし、収支と違ってストックは、いくらあれば十分かを簡単に言うことはできません。なぜなら、状況やその後の人生設計によって必要金額が異なるからです。

例えば、現在65歳で定年した人と30代で子供が小さい家庭では、今後の収入の推移も違ってきますし、必要な金額も変わります。従って、一概にいくら資産があればよいかを判断することはできません。

なので、これらを非常に簡略化して考えると、必要な資産額というのは次のように表現できると思います。

将来の収入送総量 − 将来の支出総量 = 資産のゆとり

この資産のゆとりが、多いほど豊かということができますし、ここがマイナスになったり0だったりすると将来お金に困ることがあったり、貧乏になったりするリスクが増すということになります。何かしらの対策を取らないといけないということになります。

貧乏になる要因・背景

貧乏になる背景

人が貧乏になる背景要因として、夫婦関係の悪さや仕事に対する捉え方や生き方、その人が持っているセルフイメージなどさまざまな点があります。(先に述べた物理的な要因=行動レベルの原因のさらに深い部分のことです)

これらの要因はひとによってさまざまで、人の数だけあるくらい無数にあります。そして、要因が異なれば、対処法も違いますし、同じ要因であっても状況が異なれば、方針が変わるはずです。また、それぞれが人生に求めるものも違うので、解決策は本当に千差万別になります。

そういう意味では、本気で取り組んで「貧乏を回避」する可能性を高くしていくためには、これらの方法論をカスタマイズして取り組むことが必要ですが、それはカウンセリングとか個別の問題と考えて頂きたいと思います。

ですが、実際に要因はどうであれ、これからお伝えする貧しくならないための唯一の方法を実行すれば、貧乏は回避することができます。この唯一の方法を実行するために、どうするかを考えるだけでよいということになります。(最終的に行動ができない場合は、背景からしっかりと取り組むことが必要になります)

貧しくならないための唯一の方法

貧乏にならない唯一の方法

ではいよいよ、貧乏にならないための唯一の方法を紹介していきます。それでは、心の準備をして、お読みください。

【収入−貯蓄=月々の生活費】で生きる

これです。

貧乏にならないように生きるには、「これから必要となるお金をシミュレーション」して、「いついくらお金が必要になるか見定め」、「毎月の生活の中で余剰資金を作って」、「必要なタイミングで必要な金額を準備するようにする」こと、これに限ります。

実行プランを立てる

そのために、必要な「貯蓄額を毎月の生活の中で捻出していくこと」が重要で、「収入から貯蓄額を差し引きして、残ったお金で生活」すれば、その後将来に渡ってお金に困ることはなくなります。

それが、【収入−貯蓄=月々の生活費】が表す意味となります。

ただし、場合によっては想定以外のところで急な出費が発生して、貯蓄が計画通りいったとしても、お金が足らなくなることもあるかもしれません。その場合は、生命保険の契約者貸し付けやローンを活用すれば、難所を乗り越えたり、万が一お金が足らなくても、貧乏に陥らなくても済むことになります。(詳しくは、お金がない時の対処法をご覧ください)

収入を増やさなくてもよいの?

私の究極の方法を使えば、収入は増えなくても、「現状に即して」対応してけば問題ないことになります。ただし、収入が多い方が、計画はしやすくなるのは間違いないです。なぜなら、将来の使えるお金を多く設定することができるからです。

そういう意味で収入が多い方が選択肢が広がってよいのは間違いないですが、逆に言うと、選択肢が広がること以外については収入が多いことのメリットはありません。

もしあなたが、豊かになりたいわけではなくて、単に貧乏を避けたいだけなのでしたら、無駄な努力をすることなく、現実に即して、堅実に生きて行ければそれでよいと思います。

収入を増やすには努力も必要

正直、収入を増やすための努力は、それを望まない人にとっては非常に過酷なことになります。なぜなら、現状を変えて、お金を稼げる自分にならないといけないからです。自分を律して自分を変えていくことが必要になるからです。

私は、収入を多くしてより豊かに生きていきたいと思っているほうの人間ですが、すべての人がそうである必要なないと思っています。

仕事も大切にすることは重要ですが、仕事以外のプライベートを大切にすることも重要です。たくさん仕事して「市場に価値を提供できる人間となる努力をしたくない人」は、それはそれで、稼げる金額の中でやりくりする術を身につければよいと思います。

それが、「収入 − 貯蓄 = 月々の生活費 で生きる」という唯一の方法となります。

どんな人生を歩むか決めましょう!!

まずは、あなたが今後どういう人生を歩むのか設計しましょう。いつどれくらいのお金がかかるか計算しましょう。そして、その必要な時に必要なお金が貯まるように、貯蓄計画をしましょう。

これが、貧乏になりたくないあなたがとるべき唯一の選択しであり、最初の一歩となる行動です。

貧乏は苦しいものです。

私は豊かになりたくて、これまでがんばってきました。結果、破産直前になることもありました。図らずも貧しい経験をして、今豊かさを手に入れています。豊かになるには、努力という代償が必要です。

そういう意味で、豊かになりたいわけではなくて、「貧乏さえ避けられたらよいや」と思われる人は、ここに書いている方法をぜひ実行してみてください。将来に渡る安心をあなたは手に入れることができるでしょう。