小遣い稼ぎとビジネスの決定的な違いとは?

「何もしなくても副業で10万円」「Facebookいいね!で日給1万円」「仮想通貨で億り人になる」「裏技を使って楽して簡単に金儲けをする」こんな「稼ぐ系」の情報商材がたくさんあります。

 

NHKなどでかなり物議を呼びましたが、そのほとんどが、嘘のような情報で、あまり価値のないものです。

 

何もしなくてお金が稼げるわけないし、ただクリックしたり、いいね!したりするだけでお金が稼げることはありません。

 

「買うだけで確実に数倍に価値が膨らむ仮想通貨」がないとはいえませんが、それを見極めるのは非常に困難です。「あなたが知らない裏技を使って楽して簡単に金儲けする方法」をもし誰かが知っているのであれば、それを売ったりはせず自分で利用し続けるでしょう。

 

お金が欲しい!楽して稼ぎたい!将来の不安をなくしたい!という、お金に関しての悩みは人間の根底に焼き付いた欲求であり、非常に強いモチベーションを呼び起こします。

 

従って、「うさんくさいな」「そんなうまい話あるはずない」と思っていながらも、ついつい「希望を見いだしたくなって」こういった「怪しい」情報商材を買ってしまう人は後を絶たないわけです。

 

そうなんです。

 

みんな「薄々は、そんなおいしい話はない」と知っていながらも、一部の希望を見いだしたくて、そういった情報を買ってしまうのです。

 

お金を稼ぐというのは、社会に価値を与えたリターン

お金を稼ぐというのは、社会に価値を与えたリターン

そもそもお金を得るということは、「社会に対して何かしらの価値を与えたリターン」を得るということです。

 

何もしないで、楽して収益を得るなんてことはありえません。(何もしないでお金を得るということですね。)

 

あるいは、ほんのちょっと自分が労力を使って、大きな価値を提供して大きなリターンを得るというのも、極めて困難です。(楽して、大きく儲けたいという意味ですね。)確かに、付加価値の高い人であれば、ほんの少し動くだけで大きなお金を得ることができるでしょう。

 

ちょっとの労力でお金をたくさん稼げる事例

例えば、年俸1億2千万円のプロ野球のピッチャーが、年間30試合出場して1試合平均120球投げるとします。そうすると、年間3,600球投球することになります。

12,000万円÷3,600球=33,333円

つまり、このピッチャーは、投げた球がストライクだろうと、ボールだろうと、ホームランを打たれようと関係なく、1球あたり3万円報酬を得ることになります。1試合で360万円の報酬です。

たった、1球投げて3万円、1試合球を投げて360万円、これは楽だと思いますか??簡単だと思いますか?

確かに、たったこれだけの労力で、これだけの収入を得ることは非常に効率のよいことだと思います。

 

しかし、これは「野球をプレイすること」によって、「観覧車やテレビの視聴者の多くの人の注意を引くことで、スポンサーの広告効果を生み出す」という価値を提供します。その価値を提供するに値するだけのプレイができるように、そのピッチャーは、長年にわたりコツコツと努力を積み重ねて、今の状態を得ているということができます。

 

つまり、やはり「社会に価値を提供すること」でお金を稼いでいるという原則は変わりません。また、少しの労力で大きなお金を得るために、多大な労力を積み重ねて、「少しの労力で大きなお金を稼げる価値のある自分」になっていったということができると思います。

 

お金を稼ぐということは、社会に価値を提供することに他ならず、世の中に何かしらの価値を与えずして、お金を得ることはできません。自分のためだけの何かをしては、お金は稼げないのです

  • 世の中に価値を提供して、対価としてお金を得ること
  • 時間あたりの稼ぎは、与える労力の価値に比例する

 

これがビジネスの本質だということです。

実際に月に数万円の小遣いなら稼げる

実際に月に数万円の小遣いなら稼げる

一方で、インターネットが普及して、便利な世の中になって、「自分の利益だけで動いた結果」お金が得られる仕組みが出てきているのも事実です。

 

例えば、ポイントのサイトで、アプリをダウンロードしたり、クレジットカードを作ったり、無料で資料請求したり、会員登録するなどをすれば、一生懸命やれば、月に数万円くらいなら、お金を稼ぐことができるでしょう。

 

実際に、ポイントサイトで数万円のお金を稼いだことがある人を知っていますし、ポイントサイト運営会社が上場したりすることから私も実際に使ってみて、数万円はお金を得られました。

 

でも、これはビジネスとはいいません。「小遣い稼ぎ」と言います。

 

小遣い稼ぎとは?

小遣い稼ぎは、「何かをしてお金をもらうこと」です。厳密にはさきほどお伝えしたポイントサイトであっても、きちんと世の中に価値を生み出しています。

 

広告したいという企業に対して、お金をもらって利用することで、「もしかしたら今後有料会員になるかもしれない」という可能性を提供しているイメージです。

ですが、あくまでも「ある仕組み」の中で、非常に限定された範囲でしか価値を提供することができないので、得られる報酬も非常に限定された範囲になってしまうということができます。

 

小さい頃に親から食器洗いをしたり、風呂掃除をしたりして、お小遣いをもらったことがある人も多いかもしれません。もしかしたら、何もしていないのに、与えられた経験がある方もあるでしょう。

 

このように、小遣いとは、「ある限られた範囲で」何かをして、「ある限られた範囲の」お金を得ることを指します。

 

小遣い稼ぎとビジネスの決定的な違い

小遣い稼ぎとビジネスの決定的な違い

ビジネスと小遣い稼ぎの違いは、継続的に世の中に価値を提供して対価として報酬を得る行為なのかどうか、その規模と範囲、という点にあるといってよいでしょう。

 

私は、必ずしもすべての人が、サラリー以外のお金を得るのにビジネスをする必要があるとは思いません。

 

私は、サラリーマンというのは、非常に価値のある働き方だと思っています。サラリーマンがいないと世の中が回りませんし、大きな仕事は会社とサラリーマンが両輪で回ることで実現可能です。

 

Twitterなどにあるように、サラリーマンを社畜だとか、サラリーマンは劣っているとか不自由だとかは、これっぽちも思いません。

 

でも、サラリーマンだと得られる報酬に限りがあることが多いのは間違いないと思います。

 

そういう、「今の給料に、ほんの少し色を添えたくらいのお金があればよいや」という人なら、小遣い稼ぎをしていけたらよいのではないかと思います。

 

でも、多くの人は目先の小遣いを欲しているので、たくさんのでたらめな情報が横行していますし、詐欺のような甘い広告もたくさんあります。しっかりとした情報源から信頼できる情報だけを得て、取り組むようにしてみてください。

 

唯一信頼できる小遣い稼ぎ方法とは

ちなみに、私が小遣い稼ぎとして、唯一有用だと確認しているのは、先ほども例として出したポイントサイトの活用です(ヤフオクなどで不要品を処分するのもよいですが、売ったら終わりで、いつか尽きるので継続性が見込めないため、除外します)。

 

ポイントサイトとは、アフィリエイト広告を活用した小遣い稼ぎの方法です。

 

詳しくは、「モッピーで小遣い稼ぎ!サラリーマンや主婦が簡単にちょびっとリッチに」をご覧下さい。

 

※なお、ポイントサイトは世の中にあまりにもたくさんあって、怪しい人が運営しているサイトもかなりあるので、信頼できるサイトだけを利用するようにしてください。私が確実に信頼できると思っているサイトは、唯一モッピーというサイトだけです。

 

他にも有用なサイトもあるのでしょうけれど、現状私は利用したことがなく、真偽のほどがわからないので、利用したことのあるサイトだけ掲載しておきます。