やる気モチベーションが低い時

チベーションが下がって、何もやる気がでない時ってありますよね。人によって、低迷する期間やタイミングはまちまちですが、人生長く生きていたら、そういった時があるのは、当然のことです。

ここでは、モチベーションが下がって何もやる気がでない時に、どうやって乗り越えるか、科学的に証明されていて超絶効果的な、唯一無二の対処法をお伝えします。やらなくてはいけないことがあるのに、どうしても動けない時からなんとなくやる気がでない時まで、さまざまな状況にご活用下さい。

やる気がでないのはどれくらい続いている?

一言でモチベーションが低い、やる気がでないと言っても、どのくらいの期間その状態が続いているかによって程度に差があります。程度に差があれば、対処する難易度も異なってきます。ごく短い期間モチベーションが低くてやる気がでないのであれば、比較的簡単に解決できる場合もありますし、長期間低迷している場合は、少しずつモチベーションが上がっていくこともあるでしょう。※ただし、要因が重度であってもよほどのことがない限り、ご紹介する方法を使えば、モチベーションは確実に向上します。

モチベーションとやる気が低下する期間については、次の4つの型があります。ご自分がどれに当たるかを解説を読んでご確認頂けたらと思います。

  1. 短期型:数時間〜3日以内
  2. 中期型:3日〜3週間以内
  3. 長期型:3週間以上1年以内
  4. 超長期型:1年以上

1.短期型モチベーションとやる気の低下

これは、放っておけば自然と治るタイプのもので、数時間から長くても3日もあれば、また再び活力にあふれて、いつもの日常に戻ることができます。モチベーションややる気が低下している人の85%以上の方が、この型に分類されます。

ほとんどが、自然と解決されるので、特に心配する必要はなく、しっかりと休養を摂り、質の高い睡眠を取れば大丈夫です。

2.中期型モチベーションとやる気の低下

概ね長くて3週間程度で、やる気が復活するパターンが多いケースです。

軽度、中度の精神的なショックなど何かしらの要因があって、やる気がでないパターンですが、人は忘却の生き物なので、長くても3週間以内には、復活することになります。

3週間すれば自然と治るので、状況が許す方は、特に何も対処する必要はなく3週間後によくなると思っていればよいですが、やるべきことがたくさん山積している人は、しっかりと対処することが必要です。

3.長期型モチベーションとやる気の低下

3週間以上1年未満くらいの比較的長い間、やる気が起こらない状態です。

中度、重度の精神的なショックが原因のケースが多いです。また、軽度の鬱などと診断されることもありますが、過度に満たされているから起こる場合もあります。未成年であったり、扶養されている場合で子どもがいない状態の方であれば、しっかりと休養しても罰は当たりません。

しっかりと自分を満たす時間として、1年を目処に引きこもるのも一つの対処法ですが、どうしてもしなくてはいけないことがある状況の場合は、対策をしていきましょう。

4,超長期型モチベーションとやる気の低下

1年以上もやる気が起こらない状態が続いている方は、鬱病と診断されることも多く、重度の精神的なショックが原因であったり、自己重要感を見いだすことができないケースが多いです。

この場合は、放っておいても解決する可能性が低いので、しっかりと対処することが必要です。ただし、場合によっては、一時的には対処法で解決することができると思いますが、また、同じ状況を繰り返すことになるので、根治できるように、心のケアに平行して取り組むことをオススメします。

モチベーションが下がった原因は?

長期間モチベーションが低くてやる気がでない状況にある人も一番最初は、短期間だったはずです。明日にはよくなるかなと思っていたのが長引いた人もあれば、激しいショックに見舞われて、すぐには立ち直れないでいる方もあるでしょう。ここでは、モチベーションの下がった原因は何かという点を深く掘り下げてみていきたいと思います。

仮に、あなたのモチベーションとやる気の低下期間が短期間であっても、状況によってはモチベーションとやる気の低下レベルが重度の場合もあります。その要因には、次の3つの程度に分けられますので、あなたがどれに該当するか確認してみてください。

  1. 軽度の要因
  2. 中度の要因
  3. 重度の要因

モチベーションややる気を損なわせる軽度の要因には、さまざまなものがありますが、放っておけば、すぐに忘れてしまうレベルのものが多いです。例えば、上司に怒られた、お客さんからクレームを言われた、親から叱られた、誰かとけんかした、などです。これらは日常生活において比較的容易に起こるので、すぐに忘れてしまうことが多いですが、中には、対処法を誤ってしまい状況が悪化して、中度、重度の要因に発展してしまうことがあるので注意しましょう。

中度の要因には、容易には忘れられないようなショックや心の傷になる出来事があげられます。例えば、恋人の不倫や裏切り、ひどい言葉でののしられて振られた経験や、そこそこ大切な人との別離、痴漢に遭った経験などです。これらの経験は、簡単に完了することができないので、対処することの難易度があがります。傷を癒やすことやショックを癒やすことは、専門の療法を活用することにして、そんな状況の中でどうやる気を出していくかについてのちほど解説していきます。

重度の要因については、強い精神的なショックや心の傷があります。例えば、大切な人の死や親に承認されなかった経験、虐待やドメスティックバイオレンスなどがあります。重度の場合は、まずは心の中の傷やショックを癒やすことが必要で、簡単な解決策はありません。しっかりと心のケアをすることが大切になります。なので、しっかりと一時的にモチベーションを上げて、心のケアへ行動をシフトしてください。

また軽度、中度の精神的なショックが原因で陥ることが多いモチベーションの低下では、目標達成によるバーンアウトで陥ることもあります。目指すべきものを見失ってしまうことがなくなることで起こってしまったり、自分を抑圧しすぎた結果起こる場合もあります。これらのケースはモチベーションのコントロールで対策可能なので、次の対処法を参考にしてみてください。

まずは、原因を見極めて対処する

モチベーションややる気がない状態で、やるべきことをやろうとしても、決してよい結果は生まれません。パフォーマンスが低下しているから、成果が出にくいからです。モチベーションが引い状態で、10時間がんばるよりも、しっかりとモチベーションを回復させて、やる気に満ちた状態で短期集中して取り組んだ方が圧倒的に効果的になことが多いです。なので、何か取り組む場合は、状況に応じて、対策を取ってモチベーションとやる気を取り戻して、活力にあふれた状態で取り組むほうがよいでしょう。

いずれにせよ、モチベーションが低下するような出来事が起こったら、その状況から逃げずにしっかりと完了することが大切です。誰かとのトラブルが主な要因としてありますので、しっかりと話あって完了するようにしましょう。完了というのは、過去の出来事として引きずらない状態を指します。

人は皆、それぞれ違って価値観、正義を持っており、その対立が人間関係のトラブルの95%を占めます。自分の価値観だけを押しつけるのではなく、また逆に自分を押し殺すのではなく、どちらが正しいかではなくて、しっかりと話あって理解し合うことが何よりも大切になります。違いは違いであって、間違いではないという有名なフレーズがありますが、まさにその通りで、「違っているから発展する」のが自然の摂理でもあるわけなので、違うことを受け入れて、それでよしとできるようにしましょう。

モチベーション低下とやる気がでない時の唯一の対処法

では、いよいよモチベーションとやる気を一気に向上させる魔法の方法を紹介したいと思います。

動けない時こそ、行動する。

やる気がでないから困っているんだ、そもそも行動するためのモチベーションが低いから困っているんだ、動くことができないんだと反対される方が多いのは承知の上でお伝えします。

動けない時こそ、動く。逆説的ですが、行動することで、モチベーションとやる気が上昇するのです。まず動き出すときは、なかなか乗り気になれないと思うので、あなたの好きな分野で動いて下さい。例えば、旅行が好きなら、旅行に行ってみて下さい。温泉が好きなら、温泉に行ってお湯に浸かって下さい。読書が好きなら図書館か本屋に言って本を読んで下さい。珈琲が好きなら、おいしい珈琲屋に言って下さい。

好きなことをして弾みをつけて、やるべきことをやるんです。そうすれば、行動している内に活力が出てきて、やる気が出てきます。モチベーションが上がります。動けないんではなくて、皆、動かないだけなんです。だから、やるべきことをやるためには、好きなことをやって、行動に勢いをつけてからやるべきことをやるんです。

不安が大きくて、やるべきことがわからなくて、どうしていいかわからない?

だったら、具体的にやるべきことをリストアップすることから始めて下さい。やるべきことが具体的にリストアップできたら、各リストを消去するために、さきほどのメソッドを使って、好きなことをやって行動に勢いをつけて、やって下さい。

「具体的」というのは、やるべきことが明確になっているということになります。例えば、ブログを書く、では具体的ではありません。「行動量を増やすことに関するブログ記事を1,000文字以上でアップする」ここまで詳細に決めて、具体的になります。

大きな目標があって、長期的に取り組み続けることで、目標達成したい場合は、習慣を管理するチェック表をつくって丸をつけてみて下さい。そして、全項目に丸がつくまで寝ないと決めて毎日を過ごして見て下さい。例えば、ダイエット年内に50kgになる目標であれば、毎日「腹筋20回、背筋20回、ウォーキング10分する、雨の日や飲み会の日はスクワット20回で代用できる」みたいな具体的な項目をつくって、チェックするようにしてください。

そして、チェック表は、毎月更新してください。そうすると丸の数があなたの自信になり、行動結果になり、次のモチベーションを作ります。

怒濤のように書きましたが、とにかく、モチベーションが低かったり、やる気がでなかったり、動けない時は、好きなことからスタートして、とにかくガムシャラに動くことが唯一にしてもっとも効果的な解決方法になります。(科学的に証明されています)

※先にもお伝えしましたが、モチベーションとやる気をあげながら、低下の要因をしっかりとケアして根治することが必要です。モチベーションややる気と、さまざまな要因は別問題なので、ご注意下さい。