毎日が休みだったらよいのになぁ。自分が働かなくてもお金が入ってくる方法はないかなぁ。好きなことだけをして過ごすことができたら最高だなぁ。不労所得ってうさんくさい言葉だけれど、実際に得ている人いるのかなぁ。
そんな風に考えたことはありませんか?
特にサラリーマンで、毎週月曜日〜金曜日まで朝早くから電車に乗って通勤して、夜も遅くまで働いている人。土日の休日でも、仕事の電話がかかってきたり、トラブルがあったら出社しなくてはいけなかったり。仕事のせいで、大切な家族との約束を反故にせざるを得なくて、配偶者や子供の理解はなかなか得られずに苦労した人。家族のために働いているのに、なぜか会社と家族の板挟みに合っている人。
もちろん、そうでなくても、遊んで暮らす生活なんてのは、人間誰しも一度は夢みたことがあるのではないでしょうか。
そういう方にとっては、不労所得というのは、「できるなら得たいけれど、そんなにうまい話もないだろう」と思ってしまうようなことかもしれません。実際に、「簡単に稼げる」とか「不労所得を楽に作れます」とか、詐欺まがいの情報や誇張された表現が、いろいろなところにあふれています。
ここでは、そんな「誰しもが一度は夢を見たことがある不労所得」を現実的に得る方法を紹介します。しかも、ネットワークビジネスをやりましょうとか、アフィリエイトに取り組みましょうというような内容ではありません。
不労所得の本質の深いところから来る話なので、多くの方にとって非常に為になる記事になっていると思います。
不労所得とは何か?
不労所得の具体的な獲得方法を解説する前に、まず知っておいて頂きたい前提条件があります。それは、そもそも不労所得とは何か、ということです。
不労所得とは、読んで字のごとく、「労働をせずに得られる収入」のことです。一般的には権利収入とも言います。これらはどういうものがあるかというと、次のようなものがあります。
- 家賃収入
- 株式の配当
- 投資からのリターンや利息
- 年金や恩給
- 生命保険の給付金
- 国などからの給付金
- ネットワークビジネスの報酬
- アフィリエイト報酬
- 印税
- 宝くじの当選金
- 補償金
あなた以外の「何か」があなたに収益を提供している=不労所得
不労所得とは、働かずにお金をもうらうわけなので、「何かしら働かなくてもお金がもらえる理由」がほしいことになります。
上の例を分類すると、次の2つのタイプがあることがわかると思います。
- 自分が働かなくても代わりに働いてくれるものや仕組み
- 不労所得を得る条件をあなたが満たした場合にもらえるもの
不労所得は、基本的にはこの2つのタイプのうちのどちらかに当てはまることになります。それぞれ簡単に解説していきたいと思います。
自分が働かなくても代わりに働いてくれるものや仕組み
あなたが働かなくても、誰かや何かや仕組みがあなたの代わりに働いてくれることを指します。具体的には、上記の不労所得のうち以下が当てはまります。
- 家賃収入
- 株式の配当
- 投資からのリターンや利息
- ネットワークビジネスの報酬
- アフィリエイト報酬
- 宝くじの当選金
- 印税
これらは、それぞれがあなたの代わりに働いてくれる、物や誰かや仕組みがあります。対比で表したいと思います。
- 家賃収入 − アパートやマンションなどの不動産
- 株式の配当 − 株式
- 投資からのリターンや利息 − 投資したもの(例えば、債権やお金、金利など)
- ネットワークビジネスの報酬 − 自分からはじまる消費組織
- アフィリエイト報酬 − ホームページやブログ
- 宝くじの当選金 − 当選番号の記された宝くじ券
- 印税 − 著作物(本や音楽など)
この右側にあるものや仕組みを作ることで、左側にある不労所得を得ることができるということになります。これはのちほど話す不労所得の具体的な作り方の大きなヒントとなります。
不労所得を得る条件をあなたが満たした場合にもらえるもの
もうひとつの不労所得の形態は、あなたが「一定の条件を満たしたら」半自動的にもらえるものになります。これは、自分ではなかなか作ろうとして作られるものではありません。基本的には、万が一の保証としてもらえるようなものばかりです。先ほどの不労所得のリストからピックアップしてみたいと思います。
- 年金や恩給
- 生命保険の給付金
- 国などからの給付金
- 補償金
このようなものです。それぞれ条件についても補足しておきます。
- 年金や恩給 − 一定の年齢に達したり、労働できなくなる
- 生命保険の給付金 − 死亡する
- 国などからの給付金 − 国が規定する条件を満たす(例えば、子育て給付金は、子供を授かること。一人家庭の給付金は、離婚して子供を引き取ること。となります。)
- 補償金 − 何かしらの障害を被る
基本的に、これらの条件を満たすために何かをすることは、「詐欺」まがいになってきます。なぜなら、子育て給付金などは別として、これらのものは努力して得られるものではないからです。
なので、この条件を満たせばもらえるものについては、不労所得ではありますが、その取得を目指すべき性質のものではないということができると思います。
具体的な不労所得の作り方
それではここからいよいよ、具体的な不労所得の作り方について解説していきます。
すでにお伝えしましたとおり、不労所得を作るためには、あなたが働かなくても代わりに働いてくれる「何か」を持つことが必要になります。
不労所得を得ようと現実的に考えるとすると、以下のそれぞれの不労所得に対して、それぞれ右側に書かれてあるあなたの代わりに稼いでくれる何かを「作る」か「買う」かしないといけません。
- 家賃収入 − アパートやマンションなどの不動産
- 株式の配当 − 株式
- 投資からのリターンや利息 − 投資したもの(例えば、債権やお金、金利など)
- ネットワークビジネスの報酬 − 自分からはじまる消費組織
- アフィリエイト報酬 − ホームページやブログ
- 宝くじの当選金 − 当選番号の記された宝くじ券
- 印税 − 著作物(本や音楽など)
つまり、次のものを買ったり作ったりしないといけないということになります。
- アパートやマンションなどの不動産を購入する
- 高利回りの株式を購入する
- ビジネスを作って後継者に託す
- 利回りの高い投資商品を購入する
- ネットワークビジネスで大きく流通する組織を作る
- 収益を上げるアフィリエイトサイトを作る
- 宝くじが当たるまで大量にくじを購入
- 印税を運んでくれる著作物を作る
お金は年に10%くらい働くのがせいぜい
投資で考えると、安定した投資というのは、高くても利回り10%がせいぜいです。
仮に、不労所得で生きようと思うと、最低でも年間5〜600万円は必要になると思います。ということは、投資案件としたら、もっともよい利回りを得られるものであっても、5〜6,000万円レベルの初期投資が必要ということになります。
すでにある程度の資産を持っている方であれば、それは可能だと思います。しかし、一般人であれば、せいぜい持っている預貯金も数百万円から0円だということを考えると現実的ではありません。
不労所得の現実ライン
そういう意味で、0から不労所得を作ろうと思うと、現実的には、「ネットワークビジネスかアフィリエイト、あるいは本の執筆や音楽の創作、もしくはビジネスを育てて自分は隠居して後継者に任せて株主として報酬をもらう」などしかないということなります。
つまり、こういうことです。
- ビジネスで成功する(アフィリ、ネットワーク、その他)
- 芸術家として成功する(音楽、絵画等)
なんだ、やっぱりネットワークビジネスか!アフィリエイトか!そう思われた方には、大変申し訳ございません。でも実際のところ、結局はビジネスを作るか、投資するか、どちらかしか作れないものが、所得だと思います。
不労所得の真実
つまり、結局のところ、こういうことができると思います。
確かに不労所得というのは存在しますし、不労所得を得ている人はたくさんいます。でも、その不労所得を作るのは、決して簡単なことではないということです。
日々働いていることよりも遙かに大変な思いを積み重ねて、ようやく不労所得を得ることができるのだということです。
なので、不労所得を得ようとすると本気で頑張らないといけません。でも本気でがんばれば、アフィリエイトであれば、数年で不労所得は得られるようになると思います。しかもかなり高額な所得を、です。
繰り返しますが、それは決して簡単なことではありません。大変なことも含めて、そこまでして不労所得が本当に欲しいのか、ぜひ検討してみてください。
覚悟はあるか???
不当所得を作るのは大変です。
そこに膨大な労力を費やす勇気と覚悟をあなたは持っていますか?もしそんな勇気なんてないそう思われるのであれば、不労所得は諦めたほうがよいです。
実際に、不労所得を得るためには、繰り返しになりますが、「お金」か「労力」これは必須になります。
「不労所得」を得たいのに「労」が「膨大に」いるなんて、なんだか矛盾しているというか、皮肉なものですね。
でも、それが社会の原理原則なのだと思います。
確かに仮想通貨などで一気に資産を拡大した人もいると思いますが、たまたま当たっただけのお金は決して身につくことなどなく、近い将来なくなります。むしろ反動で借金を連れてこられることもあります。
なのでぜひ、不労所得を作るとしても、きちんと地に足のついた収入源をぜひ築き上げてください。
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