リボ払いで支払うのとカードローンでお金借りるのはどっちが得?

生のさまざまなタイミングでまとまったお金が必要になるケースがあります。

例えば、車検や冠婚葬祭費、旅行や出産、事故や病気など、生きていると「普段使うお金とは別」に、まとまった額のお金を必要とするシーンが多くあります。

普段から「突然の出費に対して準備が出来ている人」や「預貯金をある程度持っている人」であれば問題ありませんが、お金がなくて「ギリギリの生活をしている人」には、こういった突然多額なお金が入り用になると困ります。

[char no="2" char="マネタイ"] 突然の出費に対して準備が出来ていない場合は非常に苦しい。基本的には借金することでしか対応することが困難なことが多くなります。

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突然の出費に対する対処法

これらの突然の出費は「避けることができない類いのもの」が多いので、現金がなければ、カードローンやキャッシングでお金を借りるか、クレジットカード支払いに対応していれば、クレジットカードでお金を支払など分割支払いにすることが必要になります。

つまり、借金して対応するしかないということです。

例えば、冠婚葬祭など現金を直接渡すような場合は、「お金を借りて」対応するしかありません。しかし、例えば車検など商品やサービスを購入する場合は、クレジット決済や個品割賦決済が可能なケースも多くあります。

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借金と一言で言っても方法はいろいろあるよね?どれが一番よいのかな???

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どの支払い方法がよいの?

どの支払い方法がよいの?

仮にお金を借りて支払うことが必要な場合では、クレジットカードのキャッシングのほうがよいのか、それとも別でカードローンを組んで支払うのがよいか、あるいはカードローンではなくて、消費者金融や銀行などでフリーローンを組んだらよいか、迷われる方も多いと思います。

あるいは、クレジットカード支払いが選べる場合には、さらにリボ払いや回数分割支払いも選択肢として出てくることになります。さらには、販売会社が割賦支払いを準備しているケースもあります。これらの支払い方法を選ぶ場合は、上記のお金を借りる場合に比べて、どの支払い方法を選べばよいでしょうか。

ここでは、お金がない時に選べる選択肢の中で、どれを選ぶのがもっともよういか、解説しました。

  1. クレジットカードのキャッシング
  2. 銀行や信販会社、消費者金融のカードローン
  3. フリーローンなどの目的ローン
  4. クレジットカードの分割支払いやリボルビング支払い
  5. 該当会社が準備する割賦支払い

それぞれ特徴がありますので、あなたの状況に合わせて選ぶことが重要となります。この記事では、あなたがお金を工面する際に、どれを選ぶのが有利か解説しました。

さまざまなお金の調達方法の特徴

まずここでは、各お金を工面する方法それぞれの特徴を解説していきます。その上で、どの方法を選べばよいか解説していきたいと思います。

クレジットカードのキャッシング

クレジットカードを持っていて、「現金が欲しい」と思った際に一番簡単にお金を工面できる方法がクレジットカードによるキャッシングです。

キャッシング機能がついているクレジットカードであれば、コンビニや銀行のATMで、設定されている限度額までいつでも自由にお金を借りることができます。

手続きは、キャッシュカードでお金を下ろすのとほとんど変わらないくらい簡単で、一瞬でお金を手に入れることができます。

一方で、金利は消費者金融でお金を借りるのとほぼ同じくらいの金利でかなり高額になること、キャッシング枠はクレジットカードの利用枠に比べて金額が少額ですぐに枠が埋まる可能性があること、クレジットカードの利用枠も圧迫することなどのデメリットがあります。

気軽に利用することができるメリットがある一方で、これら3つのデメリットもあります。なので、本当に緊急でいますぐどうしてもお金が必要だという時以外はあまり利用されないことをお勧めします。

今後万が一、他の案件でお金が必要になった時で、クレジットカードを使う時がある際などで、枠が足らなくなるなどのデメリットを被る可能性があるからです。

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1,金利が高い  2,枠が小さい 3,クレカ枠も圧迫する

3つのデメリットを考えると少額で緊急以外では利用しないほうが得策

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銀行系信販系消費者金融系カードローン

カードローンは、消費者金融や銀行、信販会社が提供しているローンです。一定金額の限度額を定めて、その限度額の範囲までを繰り返し利用することができるサービスです。

代表的なカードローン会社として、プロミスやアコム、アイフルやレイク、SMBCモビット、オリコやアプラス、住信SBIなど各行のローンなどがあります。

これらのカードローンは、最短30分くらいで審査が可能で、1時間くらいでお金を得ることができます。さすがにすでに限度額をもらっているクレジットカードのキャッシングよりは時間がかかりますが、消費者金融系のカードローンでしたら、非常にすばやくお金を得られるのがメリットです。(銀行や信販はやや速度が落ちます。)

少額であれば、審査基準も他のローン形態に比べて利用しやすくはなっていると思います。

ただし、消費者金融系の金利はクレジットカードのキャッシングと同等で高めです。ただし、銀行のカードローンや信販会社のカードローンは、金利が安いですが、審査が厳しかったり、借りられるまでに若干時間を要するなどの条件があります。

また、消費者金融と信販会社で借りる場合は、年収の3分の1までしかお金を借りることができないという総量規制の対象となります。ただし、クレジットカードのキャッシングとは別枠でお金を借りる枠を得られるので、そこはよい点となります。

[char no="2" char="マネタイ"] ○金利

銀行 < 信販会社 < 消費者金融

○借り入れまでの時間

消費者金融 < 信販会社 < 銀行

○ローンの難易度

消費者金融 < 信販会社 < 銀行

○総量規制の対象とな = 信販会社、消費者金融

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フリーローンなどの目的ローン

カードローンは、使い道は自由で限度額が定められており、その定められた限度額の中で何回も借りたり返したりできるものです。一方で目的ローンとは、お金の使い道が制限されるもので、一度借りたお金を回数を決めて分割で返すものになります。

例えば、車を購入する時や車検の時だけの利用できるマイカーローンや、家のリフォームに利用できるリフォームローン、結婚に関する費用に利用できるブライダルローンや教育ローンなどが該当します。またその中でも、フリーローンと呼ばれるローンであれば、使途を問わず利用することができます。

これらの目的によって金利が異なりますが、フリーローンは一番金利が高いものとなります。ただし、フリーローンは銀行やオリコなどの信販会社などが提供していますが、カードローンよりは金利が安いことが多いです。

ただし、審査には多少時間を要することもあるので、時間的なゆとりがある際に活用して頂けたらと思います。また、借りたり返したり自由にできるものではないことも注意が必要になります。

[char no="2" char="マネタイ"] 目的ローンは金利が安めだが、お金を得られるまでの時間が長くかかることがあるので注意が必要!銀行以外では、当然総量規制の対象となる。

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クレジットカードの分割支払いやリボルビング支払い

次に紹介するのは、何かしらの商品を購入したりサービスの代金を支払う際に、クレジットカードで支払って、リボルビング支払いにしたり、分割支払いにしたりする方法です。

この場合は、お金を借りるわけではないので、総量規制などの制限を受けることがありません。しかもすでに持っているクレジットカードの分割支払い枠の中でやりとりするので、気軽にすぐに利用することができます。

ただし、リボルビング支払いにしても回数指定の分割支払いにしても、金利は15%前後とほとんどカードローンやキャッシングと金利自体は変わらないことに注意が必要となります。

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気軽で簡単で総量規制でないことがよいが、金利が高いことに注意が必要。回数分割とリボ払いでも金利は変わらないが、リボのほうが月の支払い額は小さくなる傾向性。

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該当会社が準備する割賦支払い

最後に、場合によっては何かの商品やサービスを購入する際に、販売業者が提携している分割支払い=個品割賦支払いを選べることがあります。

例えば、車を購入する場合は、ディーラーの提携しているオートローンが使えたり、家電でも割賦が使えることが多いです。これらは主に、オリコやアプラス、ジャックスなどの信販会社が分割支払いを提供していることが多く、商品によってさまざまな条件が設定されています。

例えば、家電やAppleストアなどで金利が無料だったり、大手ディーラーだったら金利が安かったりもします。また、提携業者と信販会社との交渉次第では、厳しい案件でも審査が通ったりもします。

また、個品割賦はお金を直接借りるわけではくて、立て替え払いをしてもらう形式なので、総量規制の対象となりません。金利も比較的安価で、審査も早くて業者に直接お金が支払われるので手続きも容易なことも多いので一番オススメの方法となります。

※ちなみに、個品割賦の場合の審査のスピードは素早いことが多いので、商品をすぐに手に入れるような家電のような場合だと数十分以内には決済が完了して、商品を持ち帰ることができるなどスピード面も有利です。さらには、手続きは基本的には、販売店が代行してくれるので、そこも楽です。

[char no="2" char="マネタイ"] 早い、安い、簡単で、総量規制の対象にならないから、一番オススメです!!

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オススメは個品割賦!

以上解説してきたとおり、もしあなたのお金が必要な理由が、「何かしらの商品やサービスを購入することで、その販売店やサービス提供店が提携ローンを持っている」のでしたら、ぜひ割賦を活用されることをオススメします。

レジ等でオリコやジャックス、クォーク、トヨタファイナンスなどのマークがあることが目印ですが、「分割支払いは可能ですか」と直接聞くのが確実だと思います。

また万が一個品割賦に対応しているお店でない場合は、クレジットカードで支払ってリボルビング支払いにするのがよくて、次が目的ローン、その次がカードローンとなります。一番気楽なキャッシングについては、10万円までだったら、目的ローン支払いの次に順位づけてよいですが、それ以上になると額が大きくなってしまい、その後のゆとりをなくすことになります。

なぜなら、仮にキャッシングの枠が30万円だとして20万円の枠があったとすれば、次に20万円必要になった時にはキャッシングで間に合わなくなるからです。そして、その時にはすでにキャッシングで20万円借りていることが個人情報に出てしまうので、他のローンも審査が厳しくなるからです。

従って、額が大きい場合は、キャッシングをせずに目的にローン、カードローンの順にしてその後にキャッシングということになります。

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○必要額が10万円までの優先順位

割賦→リボルビング支払い→目的ローン→キャッシング→カードローン

○必要額が10万円以上の優先順位

割賦→リボルビング支払い→目的ローン→カードローン→キャッシング

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事前に準備することも大切

事前に準備することも大切

このようにどうしても「借金を回避できない場合」は仕方ないので、何かしらの金融サービスを活用して目の前の「お金がない状態」を回避することは重要です。しかし、できることであれば、前もって準備しておきたいところですよね。

なぜなら、その時お金が工面できないということは、「普段の生活で余剰資金が出ない」ということだからです。普段の生活で余剰資金が出ない状態で借金をしてしまうと、毎月少額であっても返済しないといけないことになるので、生活はもっと苦しく困窮していくことになるからです。

出費の2つの種類

出費には、前もって分かっているようなタイプの出費もあれば、突然の出費で予想ができないタイプのものもあります。

[char no="2" char="マネタイ"]
  1. 事前にわかる出費
  2. 予測につかない出費
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例えば、車検や結婚、旅行、出産などは「事前にお金がかかることが分かっている」ことで、予め準備することができます。一方で、事故やケガや病気、葬祭費などは突然かかってくる出費なので予測することができません。強いて言えば、普段から預貯金をしておくことくらいしかないと思います。

このように、そもそもいつか必ず必要になるお金については事前に準備するようにして、それ以外のものは預貯金をすることで回避して頂くがベストです。しかしそのためには、現状のあなたのライフスタイルを変える必要が出てくることもあります。

本サイトの主力記事「お金がない時の対処法」こちらは、そんなあなたの助けとなると思いますので、必ず一読されることをお勧めします。

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