お金がないけれど幸せに生きることはできるのか?

まったく違うお金に関する知識

  1. 生きていくためにお金が必要だから、幸せになるために自分を犠牲にしてでも働かないといけない
  2. 幸せに生きるために、お金なんかいらない。お金があると人生が不幸になる

この対立する二つの常識は、どちらが正しくて、どちらが間違っているのでしょうか?
それともこの二つは、どちらとも真実なのでしょうか?
こうしたお金に関するさまざまな認識のずれや誤解はどうして生まれるのでしょうか?


この記事では、お金と幸せについて考えてみたいと思います。
多くの方が、お金について正しい知識を持っていないために、たくさんの誤解や間違った知識をお金に対して持っています。
そのため、お金とのつきあい方が不自然になり、当初見て頂いたような極端に間違った情報がはびこることになっています。
その大きな理由は、私たちがお金について真剣に向き合い、学ぶことをしなかったために起こっており、正しい理解をすることで乗り越えることが可能になります。


本当にお金がなくて幸せになれるのか?

実際に、世の中にはお金のために生きて、お金の奴隷のように行動を選択する人がいます。健康を害してまで、お金のために働いたり、お金を失いたくない恐怖から人間関係を損ねたり、横領して職を追われたり、本当にさまざまなパターンが見受けられます。
本人は、自分の人生や自分の行動がお金に支配されているとは気づかないまま、お金に支配されてお金の奴隷になって生きている人も多いのが実情です。では、どうしてこういったことが起こるかというと、お金がないと生きていけないという不安や、お金がなくなってしまうのではないかと感じてしまったりするのが原因です。

実際には、仮にお金がなくなっても生きていけますし(もともと貨幣は、人間が作った物で、貨幣が生まれる前にも人間は存在していた)、正しくビジネス活動をしていけばお金を稼ぎ続けることができますし、収支をしっかりと管理していれば、お金がなくなってしまうこともありません。
また、世の中の誰もがあなたの財産を狙うこともないですし、誰かに搾取されたり、あなたをひどい目に遭わせるようなことはありません。

なので、基本的にお金がないと不安に思うことに根本的な根拠などなく、単なる精神的な不安感であることは間違いないでしょう。→お金がない原因・理由は何か?を参照ください。

そういうと、「病気して仕事できなくなったらどうするのか?」「昔はお金がなくてもよかったかもしれないけれど、今はお金がないと何もできない」「お金がないと子供に教育を与えられない」「食料を買うことができず、住居もままならなくなる」など疑問が出てくるでしょうが、これらはすべて簡単に解決できる問題です。今の仕事ができなくなったら、新しい仕事をすればよいですし、仕事ができなかったら誰かにしてもらえばよいです。あなたが天涯孤独であったら、最悪生活保護を受けるのも手でしょう。また、お金でしか買えないものはたくさんありますし、教育にもお金がかかります。また、いろいろな物品を欲すれば当然、お金が必要になるのもまた真実です。でも、これらは幸せとは根本的には関係ない概念ですし(物質的な欲求にすぎない)、単にそんな状態をあなたが恐れているに過ぎません。


じゃあ、お金がなくても、本当に人は幸せになれるのでしょうか?

「ハイ、なれます。」これが私の答えです。


お金があったら幸せか?不幸せか?

幸せって何か?というと、あなたが遺伝子からくる欲求を充足している時に起こる感情です。
たとえば、健康であることや、家族と良好な関係性を保てることや、仕事で社会貢献することや自分で自分の人生をコントロールすること、新しい知識を得たり、あなたが時間を使って楽しむことができることに時間を費やすことなどです。→5つの基本的な欲求とは?|選択理論の基礎参照ください。
結局、幸せというのは、あなたの状態に原因があるわけではなく、あなたの感情の状態を表すものに過ぎないということができるわけです。

このように欲求充足することが幸せな状態とすると(もっと大きくみるとあなたの目的を遂げることということができるかもしれませんが)、ほとんどのことが本来的にはお金と関係ないことがわかります。「いや、俺はお金が入ってくることが幸せなんだ」と思う方もいると思いますが、そういった方は「お金そのもの」が欲しいのではなく、「お金をたくさん得た結果」得られるものが欲しいはずです。それは、「お金持ちだ」と思われる名声欲求なのかもしれませんし、安心感なのかもしれませんし、意思決定する自由度を高めたいのかもしれません。しかし、本質的にお金は単に価値の表現なだけであり、お金そのものには何も価値がないといえるので、そもそも「お金=幸せ」とは絶対にならないと思うわけです。

なので、お金がなくても人は幸せになることができるということができます。
また、逆に「お金=不幸」ともいえません。理由は、「お金=幸せ」というわけではないのと同じ理由からです。


お金は補助的に幸せに貢献する

じゃあ、お金があってもなくても幸せになれるなら、なくてよいのだね、と思われるのは早計です。
なぜなら、お金があるとさまざまな選択肢が増え、自由になれ、より自分らしく生きることができるようになるからです。お金があれば、大概のものが買えるようになるので、経験する事柄の幅が広がります。たとえば、オーロラを見に行ったり、お手伝いさんを雇うことで家事の時間を減らし自分の時間を増やすことができたり、サラリーマンをして自分を殺すことが必要なくなったりします。

また、居住空間を選ぶこともできますし、食材もクオリティの高いものを買えるようになり、より健康に暮らすことができるようにもなります。家族のために、お金や時間を活用すればより関係性が深まったり、幸せを体験できる機会をたくさん買うことができるようになるでしょう。

なので、お金があれば幸せ、お金がなければ不幸せというのは嘘で、お金がなくても幸せになれる。
けれど、幸せに生きるためには、お金があったほうが効果的ということができるでしょう。

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