車代・車両費を一番安く済ます方法

ソリン代が高い!車のローンがキツい!車検代が高い!メンテナンスコストが高い!重量税が地味に痛い!

車両関係の出費は、家計を圧迫する非常に切実な問題のひとつです。できるだけ車両費を抑えようと思えば、エンジンオイルの交換をしなかったり、洗車をしないようにしたりすればよいのですが、長期的に見るとメンテナンスをなくすとコスト増になりかねません。

例えば、私が以前利用していた車は、新車で購入した当初に、何年もエンジンオイルを変えなかったことから、終盤では、すぐにエンジンオイルがなくなるようになりました。燃費も悪くなって、たくさんエンジンオイルが必要になり、ものすごくコストがかかるようになりました。※私がエンジンオイルを変えなかったのは、変える必要性を知らなかったからですが、知っていようといまいと、結果同じで、そこには責任が生じることになります。

また、ガソリン代も高騰を続けており、今では平気で1リッターあたり150円を超えてきています。ここでは、そんな社会情勢を踏まえて、車両費をできるだけ抑えるアイデアを提供したいと思います。

車両費を最も安くする方法

車両費を最も安くする方法

まず一番最初にお伝えしたいことつは(これが、この記事の肝になりますが)、次のことになります。

車を手放す

車両費をもっとも安くするのは、当たり前ですが、車を手放すことです。

 

なんじゃそりゃ、当たり前じゃん!!

 

そう思われる方も多いと思います。おっしゃる通りです。もちろん、車を保持しながら、維持費をできるだけ安くする方法について、のちほど案を提示しますので、安心して記事を読み進めてください。

また、あえて、一番最初に車を手放すことについて書いたのは、ちゃんと目的があるんです。それは、あなたに「本当に車って必要ですか?手放して生活することはできませんか?」ということを考えてほしいのです。

車にかかる月間コストは?

車にかかる月間コストは??

まず、考えてほしいのが、車の月間コストについてです。簡単にシミュレーションしていきますね。

仮に走行距離を月間1,000㎏と仮定します。一番コストが安い車は軽自動なので、軽自動車を所有しているとします。そうすると次のようなコストが発生します。

  • 駐車場代
  • ガソリン代
  • 3ヶ月に一度のオイル交換代
  • 損保費用
  • 重量税
  • 2年に一度の車検代
  • タイヤ代
  • その他メンテナンス

ひとつずつ、どれくらいかかるかを計算して、月額費用にしていきたいと思います。

駐車場代

まず、駐車場代はあなたのお住まいの場所によって違います。駐車場付き一戸建てやマンションに住んでいたら、費用はかかりませんが、そうでなければ、確実にかかる費用になります。全国的にみれば、一番安ければ3,000円くらいから、都心の高いところでは50,000円くらいはかかってくることになります。毎月必ずかかる経費です。

ガソリン代

ガソリン代については、変動はありますが、仮に燃費が軽自動車でリッター15㎞だとすれば、1,000キロ走れば、おおよそ67リットルガソリンが必要になります。ガソリンが現状リッター150~160円なので、概ね10,000円ほどかかることになります。大きい車でリッター7.5㎞だと、倍の20,000円かかかります。

3ヶ月に一度のオイル交換代

オイル交換は、軽乗用車でしたら、2リットルくらいなので、安ければ2,000円くらいで交換できます。エンジンオイルは、3ヶ月に1度か、3,000キロで交換が推奨されています。私の父が、車の整備士をしていて、商売抜きにそれくらいのメンテをすることを推奨しており、実際に自分でもそうしているので、間違いないと思います。

また、エンジンオイル交換2~3回に1回程度は、エレメントも交換したほうがよいので、大体月になおすと1,000円くらいの料金になります。

損保費用

任意保険は、ネットの格安・ゴールド免許で対応するなどすれば、軽乗用車で車両保証入れなければ、年払いで18,000円くらいには落とすことができます。月にならすと1,500円となります。

重量税

重量税は、エコカー免税などお持ちの車によって違いますが、普通は軽乗用車の場合7,500円程度です。従って、月当たり650円くらいになります。(3ナンバーだと60,000円くらいするので、月5,000円くらいになります。)

2年に一度の車検代

車検代は、軽乗用車であれば、8万円~10万円程度の支払いになります。月当たり2,500円程度とみておけばよいでしょう。

タイヤ代

お住まいのエリアにもよりますが、積雪のある地域では、夏タイヤと冬タイヤと別々に所有しないといけません。軽乗用車のタイヤは、ピンキリですが、最安値で12,000円くらいで買えるので、2年に1回夏冬購入するとすれば、月あたり1,000円程度の経費になります。

その他メンテナンス

その他、車を所有していれば、いろいろな経費がかかります。あまりありませんが、ワイパーの交換や、洗車のコスト、ウォッシャー液などです。また、当然どこかに出かけて駐車すれば駐車料金がかかります。ですが、駐車料金以外は、コストとしては小さいので、ここは月間コストに入れないことにします。

車を所有することで発生するコストまとめ

ここまでをまとめますと、車を所有することで、毎月かかるコストは以下の通りになります。

  • 駐車場代・・・5,000円
  • ガソリン代・・・10,000円
  • 3ヶ月に一度のオイル交換代・・・1,000円
  • 損保費用・・・1,500円
  • 重量税・・・650円
  • 2年に一度の車検代・・・2,500円
  • タイヤ代・・・1,000円

合計で、21,650円となります。

普通乗用車であれば、コストはグンとあがりまして、30,000円を平気で超えてくることになります。駐車場代や走行距離などによってはもっと大きく変わってくることになります。

しかも、車両は本体価格がかなり高額なので、購入費用を考えるともっともっと支出は大きいです。

 

なので、検討して頂きたいのです。車を利用せずに、生活することはできないか、ということです。

 

例えば、普段は基本的に自転車や原付を利用する。どうしても車を使わなければいけない場合は、タクシーやレンタカー、最近はやりのタイムシェアなどを利用する。

こんな風にしたら、車両費はぐっと抑えることができます。

特に、東京、大阪を中心として都心部では、公共の交通機関が発達していますし、カーシェアやレンタカーもかなり格安の会社が多かったり、こまめにカーシェアのスポットもあったりします。

従って、無理に車を所有しなくても、必要に応じて車を利用するスタイルは選択できると思います。

車を手放さないほうがよいケース

車を手放さないほうがよいケース

一方で、中には、車を手放さないほうがよい人もいます。どういう人かというと、次のような人です。

  1. 車がないと生活できないような山間部など生活に必要な施設が、3キロ以上先にある人
  2. 車を使わないと通勤できない人
  3. 車を所有することが生きがいで、車を所有しないことは死を意味するくらい車が好きな人
  4. 車がないと生活できない様な事情がある人(足が悪いなど)

これらの人は、どうしても車を所有することが必要になりますので、できるだけ車両費を安くするための工夫を読んで実行してみてください。これ以外の人は、車を手放すことができる可能性がありますので、ぜひ検討してみてください。

※カーシェアについては、タイムズレンタカーが一番大手だと思いますので、公式サイトを見てみて下さい。

※レンタカーについては、近年は、中古車を活用した格安レンタカーが増えているので、ニコニコレンタカーなどをみてください。1日2,000円くらいでも利用できます。

車代をできるだけ安く購入する方法

車代をできるだけ安く購入する方法

最近は、車の購入方法もいろいろな種類が出てきました。これまでは、現金一括か、割賦支払いくらいしか選択肢がありませんでした。

ところが、今では、カーリースや残価付きローンなどさまざまな購入方法があります。これらは、車の購入に対してしっかりと意図を持って扱えば、出費の節約になります(例えば定期的な買い換えなど)。

しかし、経済的に最も安価に車を購入しようと思えば、「中古車を現金で買う」、これが一番安く買えます。

現金で買えない人は、できるだけ金利の安いローンを組むことが、現金の次に安く買えます。

残価付きローンのほうが月額が安くなるように見えますが、残価付きローンは、ローン終了時に、もともと設定していた残価で精算することになりますので、リースに似たようなものになります。しかも、残価部分には、ずっと金利がかかり続けています。また、万が一破損しては、少量価値が減って、残価を精算する際に、出費が増える可能性があるので、損保で手厚く保証してあげる必要があります。保険料が高くなるということです。

また、メンテナンスリースはメンテ代が入ってお得に見えますが、実際にかかるメンテ費用が割高になりますので、お得ではありません。従って、普通のローンが一番よいということになります。

結論:現金が一番安い。その次は、普通のローンで金利が安いのがいい。

中古車VS新車

ちなみに、当たり前ですが、新車よりも中古車のほうが安いです。できれば、あまり人気のない車種か、人気がありすぎて中古が多い車種がよいです。

例えば、私は以前三菱のシャリオグランディスというオデッセイみたいな車を買いました。オデッセイだったら当時の相場で180万円くらいする中古車をシャリオグランディスということで、60万円で買ったことがあります(しかもディーラーで)。過去リコールがあったのもあって人気がない車種だったのです。でも、十分に活躍してくれました。

今は、燃費も含めて考えるとプリウスが、コスパがよいと思います。人気がありすぎて在庫がだぶついていると言われています。

車を手放さない人が車両費を抑える7つの方法

これらを踏まえて、車をどうしても手放すことができない人が、車を所有し続けるにあたり、できるだけコストを抑える方法について紹介していきます。

  1. できるだけ軽自動車にする
  2. ガソリンは少しずつ給油する
  3. 任意保険は安い会社にする
  4. メンテナンスはしっかりする
  5. できるだけ車を使わない
  6. 冷房はなるべく使わない(暖房はOK)
  7. 駐車場を近隣で最安値のところにする

以上、が車を所有しながら、コストを抑えていくのに効果的な方法になります。

全体的にさらっと解説しておきます。

軽自動車にすべし

まず、車は軽乗用車が圧倒的に低コストで所有できます。買い換えも含めて検討してください。

次に、ガソリンは、価格が変動しますし、満タン状態が一番従量が重たいので、燃費を悪くします。できるだけこまめに給油して、ガソリン代を高づかみしないこと、わずかですが、できるだけ車を軽くするようにしましょう。

また、当然ですが、任意保険は安いほどよいですので、ネットの安いところにしましょう。

※自動車保険の一括見積もりサイトこちらから見積もりを取得すると一番安い会社を探せます。

 

メンテしっかり、冷房控え目!

 

もちろん、いろいろと安価に済ますべきですが、メンテナンスだけはしっかりとしてください。安全に関わりますし、メンテナンスすることが最終的に安くあがるからです。そして、当たり前ですが、車を使わなくてもよいときはなるだけ使わずに、自転車や徒歩、原付などを利用してください。

車は冷房を使うとものすごくガソリンを消費します。一方で、暖房はエンジンの熱を活用するので、あまり燃費を悪化させません。この特徴を知っておいてください。最後に、駐車場は安いほどよいので、もし近隣に少しでも安いところがあれば、駐車場を変更することも含めて検討してみてください。

以上、できるだけ車代を安く済ます方法について紹介しました。あなたの家計が少しでも楽になることを祈念しています。

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