大学生でいくらでも好きなだけお金を使えるという人はほとんどいません。
多くの人が、アルバイトをしながら、仕送りと合わせて限られた収入の中で、日々学び遊ぶことが必要になります。
当然、金欠で困る日が出たり、友達の誘いにのって遊びに行きたくても行けない日が出たりするでしょう。
だからと言って、いろいろと情報を集めて節約しようとしても、あまりにもハードルの高い節約はそもそも大学生には無理だったり、継続性がなくて効果が薄かったりします。
ここでは、大学生が楽にできる、実践的な節約術を紹介していきます。
収入が限られている
大学生は比較的に自由な時間がある代わりに意外とお金が必要となる機会が多いです。
しかしながら、大学生は学生という身分なため、収入に制限がかかります。
収入が制限される理由は、勤労学生控除の対象になるからです。
勤労学生控除は、大学や大学院に通う人だけでなく、専門学校や職業訓練生にも対象され、1年間で103万円以下の収入の学生は、所得税を免除されます。
その結果、年間で103万円以上収入を得ることができない学生は、節約をするしか限られた収入を抑えることはできません。
※そもそも大学生は、学生なので、勉強することが本分ですしね!
節約するしかない
一定の収入を稼ぐことができない大学生は、やはり節約をするしかありません。
節約する理由として節約しなくてはいけない理由を第一に考えてください。
「なぜ、我慢してまで節約しなければならないのか?」
節約をしなければならない状況を振り返って、今後は節約生活をしないように改善しなければ、このまま辛い生活を送るしかありません。
節約をすることで我慢強さ(自制心)も身につくので、お金がない中で自分を最大限に活かせる能力も身につきます。
就活や呑みのネタにもなりますよ。
無理な節約は浪費の元
ただし、そうはいっても先ほどもお伝えしたように無理してまで節約をすると返って散財することにつながることもあります。
無理な節約をした結果、我慢の限界を迎えて良からぬ結末になる大学生は少なくありません。
例えば、毎日1日3食であった生活から1日1食に変えて、栄養失調や健康問題を引き起こすケースがいい例です。
無理な節約はかえって浪費の元になりかねないため、身体があっての人間を忘れずに、無理な節約は控えましょう。
あるいは、我慢して節約して、禁欲的な生活をしてストレスをためすぎて暴飲暴食してしまったりもナチュラルでない節約の結果の浪費といえます。
健康であることは非常に重要
食費を削ろうとして安価なカップラーメンに頼ろうとする人も多くいます。
最初は安いし、自分は身体を壊さないから大丈夫だと根拠のない自信のせいで、気がついたら身体を壊す人は少なくありません。
カップラーメン自体が身体を壊す原因ではなく、栄養不足や偏った食生活が身体を壊す原因となります(カップラーメンは、食品添加物とものすごい量の精製塩を含むので非常に身体に有害です)。
身体を壊してからでは、医療費やその他諸費用を出費してしまうため、食費を削る前以上のお金を用してしまう可能性があります。
健康であるから仕事もできて、節約をする意欲が湧くので第一に健康を大切にしましょう。
節約の基本的な考え方
節約の基本的な3つの原則は、「実現可能で具体的」「継続可能」「健康的で建設的」の3つのです。
実現可能で具体的
「実現可能で具体的」とは、節約ができる範囲を具体的な計画で実現させる原則です。
むやみに明日から節約しようと考えていても、我慢できずにコンビニで商品を買ってしまうと無駄な費用がかかる結果が待ち受けています。
そこで明日から節約を始めようと決意しても、節約する範囲を決めてから、失敗のしない具体的な計画であれば成功しやすくなります。
継続可能
「継続可能」の原則ですが、一時的であれば人間誰しも我慢することは簡単です。
しかし、長期間になれば我慢の限界を超えて、これまで頑張っていた苦労も泡になることがあります。
もし、6ヶ月間節約を決めたなら、6ヶ月間無理なく続けられるかをあらかじめ節約する前に目標を立てておくと自分の限界がわかり、修正することができます。
健康的で建設的
最後に「健康的で建設的」な原則です。
この原則は、これまでの2つをそのまま当てはめることができ、健康的でなければ節約の継続すらできません。
この3つの原則を念頭に節約ライフを過ごしてみてください。
大学生が「楽に」できる具体的な3つの節約術
大学生にとって「楽に」できることであれば嬉しい限りですよね。
そんな大学生に「楽に」できる節約術をご紹介します。
1.不要な物を売る
大学生の多くが、講義に必要となる参考書や教材を買います。
しかし、再履修がない限り、再度同じ参考書を使うことは滅多にありません。
そこで、過去に使用した参考書や教材を売ることで新たにお金を作ります。
教材以外にもゲームや漫画、DVDなど使用頻度が低い物は、大学生の限られた時間の中で少額ではありますが、節約することができます。
また、人によっては、人間関係が崩れる恐れがありますが、人から譲り受けた物や引き出物など、貰い物を売ることでタダでお金を捻出できます。
2.外食を控える
大学生の一番の支出である食費は、極力抑えたいですよね。
羽目を外して毎日、ファミレスやファーストフードを食べていればあっという間にお金が消えてしまいます。
そこで、友人間や特別な日以外は外食を控え、自炊することで食費を抑えることできます。
毎日外食した場合と毎日自炊した場合であると食費の差額は、15,000円も変わります。
例えば、1日3食全てを外食の生活を送り、1食500円だとすると1日の食費は1500円になります。
一方で、1日3食全てを自炊であれば、1日の食費も贅沢をしない限り1000円以内で抑えることができます。
外食の1ヶ月の食費は、45,000円で自炊の1ヶ月の食費は、30,000円以内になります。
3.クレジットカードを持つ
クレジットカードを持つことで現金と変わるのかと思いますよね。
クレジットカードは、現金と違うメリットは、カード会社によってはポイントがつくことがあります。
そのポイントも現金同様の価値があり、ネットショッピングやコンビニでも使用できます。
また、光熱費や家賃、携帯料金をクレジット払いにすることで、それらの支払額の数%がポイントになります。
※その他の節約術については、お金を節約する方法で詳しく書いていますのでしっかりと読んで下さい。それもひとつの節約術になります。
大学生のための節約術まとめ
大学生が楽にできる実践的節約術はいかがでしたか?
金欠で辛い日々を過ごしている人や目標に向かって、お金を貯めたい人も今から節約してみませんか?
大学生の限られた時間の中で、有意義な生活を過ごすためにもお金と身体を大切に過ごしてください。
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