- もっとお金があったら、○○したのに
- もっとお金があったら、××だったのに
- もっとお金があったら、、、
こんな風に、何でもお金が行動を制限しているように感じている人は多いと思います。
では、その人たちは、実際にお金があったら、○○するのでしょうか??
私は、貧乏な家庭で育ちました。幼少期は気にしていませんでしたが、お金がなくてやりたかった野球ができませんでした。
お金がないからたくさん我慢しました。大学は、授業料免除してもらって、奨学金もらいながら、毎月10万円以上の収入をアルバイトで稼がないといけませんでした。友達が、合コンしたりサークル活動している間、一生懸命働きました。
今は、アフィリエイトに出会ったおかげで、豊かになり、実家がお金持ちの妻と再婚して幸せに生活しています。
※私がここでいろいろと書くのは、貧乏がよいとか悪いとか、私が幼少期幸せだったとか不幸だったとか、そういったことではありません。実際に私は、お金こそありませんでしたが、母からの愛を受けて育ちましたし、貧乏ながらよい教育を受けることができました。また、貧乏だったおかげでたくさんの自信を身につけることもできたのです。
私がお伝えしたいのは、お金がないことを理由に自分の人生を不幸にするなということです。お金があってもなくても、幸せな人は幸せで、不幸な人は不幸だからです。でも、貧乏だと生活していく上で制限がかかる部分も実際にはあるので、できたら豊かであったほうがよいとは思います。
※ここから、貧乏人という言葉をたくさん使います。私が貧乏人と定義するのは、年収や資産に関係なく、自分は貧乏だと思っている人全般を意味します。若干、抵抗感のある言葉かもしれませんが、年収200万円でも自分は貧乏ではないと思っている人は貧乏人ではないですし、年収1,000万円でも自分は貧乏だと思っている人は、貧乏人ということができます。
貧乏人が貧乏である本当の理由
私は、そんな貧乏な生い立ちだったからこそ、わかったこと、言えることがたくさんあります。どうして貧乏な人は、ずっと貧乏なのでしょうか。(もちろん、お金持ちになる貧乏人もいますが、ほんの一握りです。)
誰も好んで貧乏になったわけではありません。また、誰かが貧乏な人に貧乏になるように仕向けているわけでもありません。でも、貧乏人のほとんどが、貧乏な生活を送りながら、貧乏な生活を維持して生きています。貧乏を抜け出すための、抜本的な対策を講じないのです。
では、どうして、貧乏が嫌だといいながら、貧乏な生活、ライフスタイルを継続するのでしょうか。そこに深い深い理由があったのです。
貧乏人は、貧乏人の価値観を持って生きている
まず、多くの貧乏人は、貧乏から抜け出すための「術」を知りません。だから、今の生活、ライフスタイルや信じている価値観を手放すことができません。貧乏を脱するための効果的な手段を選べないわけです。
本当は、貧乏を抜け出すための方法は、貧乏ではない豊かな人に聞けばよいのですが、貧乏人は豊かな人はお金を持って余裕があるから自分たちとは違うと言って、豊かな人に話を聞かないか、仮に聞いたとしても、「それは豊かな人たちがお金を持っていてゆとりがあるからできるんだ、自分たちには無理な話だ」と、やる前から諦めてしまいがちです。もし、周りにお金持ちがいなくても、豊かになるための本はたくさん世の中にあふれていて、ブックオフにいけば数百円で買えますし、図書館にいけば無料で読めます。
そして、常に世の中にはたくさんの考え方があって、「正しさ」というのは、相対的でしかない(逆に言うと、自分の信じていることや、自分の周囲の常識が真実と思っている)と知らないため、自分が持っている価値観でしか物事を見ることができません。貧乏人が貧乏に生きていく中で培った価値観なので、貧乏になるのに「効果的な価値観」なのにもかかわらず、その価値観で生きてしまうのです。
(例えば、貧乏な人の心の底に抱いている価値観の一つは、「お金は汚いものだ」というものが挙げられます。お金持ちたちは、悪いことをしてお金を儲けているように思っているわけで、逆に自分がお金を儲けるためには、汚いことをしないといけないとかたくなに信じていたりします。)
つまり、貧乏人は、お金が欲しいといいながら、貧乏であることが自分らしいと貧乏人アイデンティティを持ってしまっているということです。そして、さまざまに言い訳をして、制限をかけて、この信念を強化します。これが貧乏の元凶であり、貧乏人が貧乏人であり続ける理由となります。
冒頭にお話しましたが、お金があったら○○するのに、という人が、本当にお金を得たら○○するか、についてですが、、、答えは、おそらくNoです!笑
なぜなら、本当にその人の行動を制限しているのは、お金なのではなく、価値観・考え方だからです。