無駄なお金を使わないようにするために、無駄に地球資源を浪費しないように、無駄に時間を過ごさないように、、、私たちは人生をよりよく生きるためにさまざまに節約しようとします。
節約は、単にお金の問題ではなく、時間、経験、エコ、人生の在り方そのものに関与する非常に広義な問題といえます。
そんな中で、改めて、節約について本気で調べて考えてみて、皆の意見をリサーチ結果から紐解いて、本気の取り組み方を考えました。
節約の基本
さて、あなたは節約とは何かを知っていますか?辞書で調べてみると「むだ遣いをやめて切りつめること。」(goo辞書より引用)と書かれています。
そんな当たり前なこと…と思っているあなたに次の質問です。
節約の基本とは何でしょうか?
さまざまな意見が考えられそうですが、第一に「出費を最小限に抑える」ことが考えられます。
それを実現するためには、何事にもできるだけセルフで行うことです。タクシーを使わずに歩いてみるなどが例として挙げられます。
また、節約には人間が所有している物にも大きく関係しています。
世の中には便利な商品が数多く存在しますが、果たして本当に必要なものなのでしょうか。
何かを購入する際には、実用的なのかどうかを考慮してみると良いかもしれません。
ここで注意点をひとつ。
近年では「ミニマリスト」や「断捨離」といった言葉が流行していますが、これらの本当の意味を履き違えている人も少なくありません。
物事には限度があります。それを超えてしまわないように、制御する心も持ち合わせましょう。
何のために節約するのか
「節約=ケチ」や「節約=我慢」など、節約には多くのキャッチフレーズが付けられています。
それらの考えを否定するつもりはありませんが、節約する意味を「人生を楽しくするためのテクニック」と考えてみてはどうでしょうか。
節約する目的は「収入が少ない」「結婚資金を貯めるため」「長期休暇に豪華な旅行を楽しみたい」など、人それぞれです。
もちろん自由に使えるお金が沢山あることに越したことはありませんが、メリットばかりではありません。
そもそも何かをするために頑張るということは、人生を豊かにしてくれる意味も含まれています。
節約をするということは、つまり「○○をしたい」などの目的に向かって頑張れる礎にもなっていることを忘れないでください。
私のサイト全体で言えることですが、何事も正しい正しくないという観点ではなくて、目的を遂げるのに効果的かどうかという点から考えていくことが重要だと思っています。そういう意味で、節約が必要だと思う方に、こちらのコラムをご覧頂けたらと思います。
Ponta調査団の結果
Ponta調査団の節約に関するリサーチ結果によると、消費税の増税、景気の停滞などの影響から、節約を考えている人は全体の約半数を占めています。
平均給与に関しても数年前よりは上昇してきた雰囲気があるものの、未だにギリギリの生活を強いられている家庭も少なくありません。
そういった背景からも、多大な教育費が必要とされる「親子世帯」の回答が目立ちました。
また月にどれくらいの金額を節約したいかについての質問には「10,000~15,000円」が最も多く、全体の3割強を占める結果となっています。
肝心の節約方法ですが多種多様で、現代的とも言える点が「ポイントの利用」や「商品モニターの活用」など挙げている人も少なくありませんでした。
Ponta調査団の節約に関するリサーチ結果:https://research.ponta.jp/top/chousadan/survey11.html
いーこえモニターの結果
いーこえモニターの結果では、調査対象となっているのは、節約に敏感な20代以上の既婚女性1000人。
子育てをしながら老後の生活費に不安を覚えていることからも、節約に対して「意識している」と回答したのは全体の9割以上を占めています。
目的としては収入の減少も原因として挙げられますが、やはり教育費の確保を挙げている人が多くいる結果に。
また具体的にどのような形で費用を抑えるのかの対象は、衣服や外食といった節約しやすいところを重点に置いているようです。
他にも「自転車を多用する」「節約情報には目を通す」「散髪はセルフで行う」「医療費を極力かけない」「紙おむつは使わない」など家庭によって、さまざまな工夫が凝らされているようです。
いーこえモニターの結果:https://www.e-koe.net/mini_enquet05.html
最強の節約法とは
これまでの人生を振り返ってみてください。
今までに最良の選択をしたなと実感したのは、どのような時だったでしょうか。
それはほとんどの場合、自分の考えを通していたのではないでしょうか。
人や世間の意見を聞き入れるのではなく、自分の「軸」を持つことこそが、人間にとって大切なことだと考えます。
それは節約という方法に置き換えても同じことが言えます。
自分が何を大切にしたいのか。これを軸にして考えると、それに向かって後は走っていくだけですよね。
先述しましたが、節約において目的を設定することは重要な意味を秘めています。
自分の「軸」をブラさずに実践することこそが最強の節約法であると言えます。
その上で、より具体的な節約法を実践することが肝要になります。以下の10の節約をぜひ実践して、最強の節約術を身につけてください。
オーソドックな節約法10選
普段の生活中には、節約できる箇所が溢れています。
中には既に実践しているといった方法もあるかもしれませんが、誰でも簡単にできるオーソドックスな節約法を10個ご紹介します。
コンビニの利用を最小限に抑える
さまざまなものが手に入るコンビニ。
その便利さからも、ついつい頻繁に利用している人も少なくないですよね。
しかしながら、販売価格は他と比べても高いものばかり。
ペットボトルの飲み物でもスーパーだと90円以下なのに、コンビニだと160円…。
何でもかんでもコンビニで済ませてしまうというのは控えましょう。
必要品の購入は価格を比較してから
特に大型家電など、値段が高いものに関しては、ネットの通販サイトなどで比較する癖を付けておきましょう。
お店で現物を見て即購入だと、それが高いのか安いのか分かりませんよね。
またポイントの活用は節約の基本です。
ポイントの利用で料金を下げることもでき、欲しいものをさらに安く購入することができます。
衝動買いをしない
欲しいものが自由に購入できる。
こんなに気持ちのいいことはありませんが、本当にそれ必要ですか?
衝動買いの一番怖い点は、後で滅茶苦茶後悔することです。手に入れたは良いけど、結局一回も使っていない。
こんな経験、一度や二度はあるでしょう。
買い物に行く際は、購入するものを決めてから出掛けるようにしましょう。
不用品は買取サービスなどを利用
過去に衝動買いをして、まったく使っていないものをどうしていますか?
押し入れの奥底に眠ったままですか?それとも処分を考えていますか?
まだ使えるものを放置してしまうのは、勿体無いです。
それなら一層のこと、買取サービスなどを利用しましょう。
最近ではメルカリなども利用しやすくなっていますので、出品してみるのも良いでしょう。
外食を控えて食費を節約
毎日の食事を作るのが面倒くさい。
そんな理由で外食が中心になっていませんか?
当然、外食の回数が増えれば節約は難しくなります。
「ランチくらいは目を瞑って…」と考えている人もいるかもしれませんが、結構な額になっていることに気付いてください。
多少面倒でもお弁当に切り替えるなどの努力をしてみましょう。
移動手段は自転車を活用
交通手段は絶対に自動車。
しかし、所持しているだけで維持費はかかってしまいますし、そもそも初期費用は馬鹿になりません。
地域によっても対応は変わってくるかとは思いますが、移動手段を自転車に切り替えてみませんか?クロスバイクなどは初期費用は掛かりますが、近場であれば体力的にも問題ありません。
諸々の契約サービスを見直す
日常生活において必要な契約サービスってありますよね。
例えば携帯電話や保険などが挙げられます。特に携帯電話の利用料金は、格安SIMなどに切り替えれば大幅に節約することが可能です。
保険も同様に、無料でFPに相談できるサービスなどがあります。
一度相談に行ってみてはいかがでしょうか。
銀行の手数料を支払わない
銀行のATMって便利ですよね。
でも毎回毎回、AYM手数料や振込手数料を支払っていませんか?
時間帯によっては手数料が無料になる場合もありますが、利用する銀行によっては、そもそも手数料が不要になるケースもあります。
小さな出費と思っていても、それが積み重なると大きなものへと変化することを忘れないでくださいね。
株主優待を活用
「株」と聞いただけで耳を塞いでしまう人もいるかもしれませんが、株主優待は思っている以上に厄介なものではありません。
企業が株主に向けてサービスや自社商品を提供するものですが、ヤフオクなどでも購入することが可能です。
知っているか知らないかだけでも大きな差が付いてしまいますので、チェックしてみてください。
小銭を毎日貯金
浪費の癖が治らなくて、中々貯金ができない。
そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
確かに、いざ始めようと思っても簡単なことではありません。
それなら、一日の終わりに財布に入っている小銭をすべて貯金箱の中へと投入しちゃいましょう。
大胆ですが、貯金をするならこれくらいの覚悟は必要です。
まとめ:節約をスタートすべし
節約することに対して「貧乏くさい」などと恥ずかしさを感じている人もいるかもしれませんが、決してそうではありません。
節約とは、人生を豊かなものへと変えてくれるテクニックです。
そのためにも、まずはどうして節約したいのかを考えることから始めてみましょう。
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