人にもよりますが、生きていたら、誰だって落ち込んだり、喪失したり、自信を喪失したり、精神的に弱くなる時があります。
このような時は、いろいろなことをネガティブに捉えたり、未来を悲観的に考えてしまって不安になってしまったり、目の前のお金を得る事ばかりに注意がいってしまったり、さまざまな問題点が発生します。
多くの人が、良い時は物事を肯定的に捉えることができ、冷静に状況判断して、行動的に生きることができます。
一方で、まったく同じことが起こったとしても、状況が悪い時、つまり落ち込んだり、自信を喪失していたり、精神的に曰くなってる時には物事を否定的に捉えてしまい、悲観的に状況判断をして、行動に抑止がかかったり、効果的でない行動とってしまったりするものです。
状態がよい→冷静な判断→前向きに思考→効果的な行動
状態が悪い→悲観的な判断→否定的な思考→「効果的でない行動」あるいは「行動の抑止」
つまり「私たちは状況や事実に左右される」と言うよりも、「自分自身の状態によって、考え方、行動、これらの選択を変えてしまう」わけです。私たちは、自分の精神的な状況に支配されてると言って良いと思います。
常に自分の状態が良ければ、物事を肯定的に捉えることができて、状況をしっかりと把握できますので、より効果的な行動選択することができるということです。つまり、人生を思い通り生きることができるようになります。
自分の状態をコントロールするには
では、自分の思うような人生を歩むために、自分を良い状態で維持していくにはどうしたらいいのでしょうか。あるいは、先に挙げたような落ち込んだり、自信を喪失したり、精神的に弱い状態にならないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。また、悪い状態になってしまったらどうしたらよいのでしょうか。
そして、そもそもこういった精神の状態というのは、何によって決まるのでしょうか。解説していきたいと思います。
まず、精神的な状態が悪い時、このときにどうするかという対処法についてお伝えきたいと思います。
精神的な状態が悪い時の対処法
精神的な状態が悪い時は、物事を悲観的に捉えますので、事実や現実社会のことを事実とは違う形でみてしまいます。なので当然フラットな判断することはできませんし、効果的な取り組みを選択できません。したがって、仮に締め切りに追われていたり、やらなくちゃいけないことがたくさんあったとしても、基本的には精神的な状態が悪いときには「判断」や「選択」が必要な事は避けた方が良いです。
なぜなら、悪い状態のときには、いつも通りに物事を捉えて判断することができないので、効果的ではない事を選択してしまうい状況を悪化させる可能性が高いからです。なので、状態の悪い時ははっきり言って、何かをすればするほど、どんどん事態が泥沼化ていくことになります。
そういう意味で、状態が悪い時はしっかりと休息をとって自分を満たして状態を良くすることに専念するのが1番効果的ということができます。
状態が悪いと自分が状態が悪いことに気づきにくい
ところが、状態が悪い時っていうのは、状態が悪いわけなので「自分の状態が悪いということ」さえも気づかない可能性があります。だから普段から、自分がどんな状態にあるのかというのをしっかりと見る、これを意識してほしいと思います。自分の状態さえ把握すれば、パフォーマンスの良い時、つまり、状態の良い時に大切な仕事して、状態の悪いときに休息をしたり、単純作業したり、運動したりして過ごすことができるので、効果的に生きることができるになります。
人間だもの、良い時もあれば、悪い時もある
人は常に良い状態で生きることもできませんし、逆にずっと悪い状態であることもできません。
常に良い状態と悪い状態が交互にやってくることなっています。なので、良い状態のときにはどんどん選択、判断が必要のことに取り組んでいきましょう。そして、状態が悪いときには状態を良くすることに専念してください。
状態がよい時=どんどん進む!
状態が悪い時=状態を良くすることに専念
状態が悪くなるのはなぜか?
基本的に状態が悪い時というのはストレスが溜まるから起こります。ストレスが溜まる原因は自分の求めてる物を得られていない、つまり欲求充足できていない時に生まれます。
人は生きていたら欲求充足ができないタイミングがあるとわかっています。だから、多少欲求充足ができない時があったとしても、我慢できますし、そんなにストレスを貯めることありません。でも欲求充足できないことが永く続いていたり、希望とはかけ離れた結果が生じたりすると強くストレスを感じるようになります。
なぜストレスが問題か
強いストレスを受けると、人には防衛本能がありますので、自分を守ろうとするスイッチが入ります。これが自分の状態を悪化させるきっかけとなります。
つまり、強いストレスを感じることで、自分が守りに入ってしまって、保守モードに入るために(行動を抑止するために)ネガティブな状態に陥るわけです。つまり落ち込んだり、自信を喪失したり、精神的に弱くなったりするということです。
どうしたら良い状態になるか
逆に言うと欲求が満たされてストレスが軽減されれば自然と人は前向きになってきます。生命というのは拡張していくもの、成長していくものですから、基本的には前向きなポジティブなエネルギー体です。だからストレスが軽減されれば自然と人は前向きになるのです。
ここまでお話しした事を簡単にまとめます。
まとめ
人には、状態の良い時と悪い時があります。
良い状態のときにはどんどん判断、選択して、行動を拡張してください。逆に悪い状態の時は、自分の状態を良くすることに専念してください。
自分の状態を良くするということは自分の欲求充足をしていくということです。自分のストレスを軽減して、本来の自分に戻っていく作業をしていくということです。
人間は元来前向き肯定的な生き物です。ストレスを軽減することで前向きに生きることが出来るようになりますので、状態が悪い時はまず自分の欲求を満たしてしっかり休息をして、本来の自分に戻ることを優先してください。なぜなら、状態が悪い的に行動すると、状況が悪化する可能性が高いからです。自分を良い状態にして良い状況作れるようにしていきましょう。