の中は、「目に見える物質の世界」と「目に見えない人知を超えた力」の両方によって成り立っている。私は、常日頃からこのように考えておりまして、日々神棚に感謝の祈りを捧げながら、自己責任で毎日を一生懸命にいきています。(あ、ちなみに私には、霊感は一切ありません。汗)

また、長い人生、生きていたらよい時もあれば、悪い時もあります。人生がよい時ばかりではつまらなくなってしまいますし、逆に悪い時ばかりでは生きていけないかもしれません。(だから、乗り越えられない試練は与えないというのは、本当ですね。)

そして、私たちは「苦しいこと」を「悪いこと」と思っていますが、振り返った時に「あの苦しみ」があったから、「今の成長した自分」があり、「あの苦しみ」がなかったら「今の幸せは手にしていない」と思うこともあるのではないでしょうか。

あるいは逆に、よいことが続いて起こる絶頂期に、調子に乗って足下をすくわれて、ものすごい苦労をしたことがある人も多いはずです。その時のことを振り返ると、「なんて自分はおろかだったんだ」と「一見良かった時の自分」を「おろかだ」と思うこともあるのではないでしょうか。

良い悪いは、苦しさでは判断できない

そうなのです。

私たちは得てして、苦しいことを嫌うことが多く、苦しいこと=悪いことと捉えてしまう傾向性がありますが、実は「苦しいこと」が悪いことではないことも多いものです。

そう考えると、私たちの周りに起こる出来事で「何がよいこと」で「何が悪いこと」なのか、簡単には判断できませんね。

逆に、常に身の回りに起こる出来事に対して、「神様が与えてくれたもの」だと「感謝の念」で「ありがとう」を言うことが出来たらどうでしょうか。

常に、「今目の前に起こっている出来事」が「最善の出来事だ」と信じることが出来るとしたらどうでしょうか。毎日目の前に起こる、うれしいことも悲しいことも、苦しいことも、楽しいことも、すべて「私たちが知ることのできない」人知を超越した存在によってもたされている最善のものだと、感謝することが出来るとしたらどうでしょうか。

少し物事への見方が変わってきそうですよね。

実は目の前のすべてが常に最善

苦しくても、きっとこの苦しみは未来の喜びにつながる出来事だ、ありがたいと思うことができるかもしれません。そうしたら、人生辛いことばかりで嫌になることもないでしょうし、ずっと「これ」が続くわけではなく良い時も必ず来ると希望を抱くことができるかもしれません。

あるいは、今感じている幸せや喜びは、神様からの贈り物だと思うことができたら、「自分の力」を奢ることなく、謙虚に感謝して受け取ることができるかもしれません。少なくとも、こんなよいことを「私が受け取るわけにはいかない」とはならないでしょうし、「オレは天才だともならない」でしょう。

以上のことから、私は、目の前で苦しいことが起ころうと楽しいことが起ころうと、とにかく、目の前の出来事は、「最善の出来事」が与えられていると信じて、毎朝神棚に感謝の念を示しています。そして、「為したい未来を思い描いて」、今成すべき事に集中するようにしています。つまり、自分の出来ることにフォーカスして、成りたい自分になれるように、日々努力しているわけです。

自己啓発、宗教、ネットワークビジネスなんでもOK

なので、私は自己啓発も好きですし、宗教も好きです。神様のことを話されても、決して否定はしません。なので、うちには「創価学会」の人も来られますし、「エホバの証人」の方もこられます。さらに以前には、「モルモン教徒」の方もこられていましたし、さまざまなネットワークビジネスの方もいらっしゃいます。また、さまざまな類いの占いも受けたことがあります。

私は、どれも否定できないと思っているからです。

そんな中で、私は風水や気学もとても気にしていて、「古くからある統計上気をつけたことがよいポイント」というものはある程度あるのではないか、と思っていました。そういう前提条件がある中で、たまたまあるランチ会で一般社団法人風水気学協会の上級風水鑑定士さんとご縁を頂きました。

そして、なんとその協会の理事長が、「米子で勉強会をするから来ないか」とお誘いを受けたので、これは見逃す手はあるまいと思って、参加してきました。

一般社団法人風水気学協会・代表理事・芳賀一郎先生とは

風水協会理事長の芳賀一郎先生は、偽物が多い風水の中でも、本物の風水を中国の先生から直接学んだ本物の方で、社会文化功労賞を受賞され、海外で博士号も取られて、論文が世界的な優秀な賞を頂いたものすごい方だとのことです。

私を勉強会に誘ってくださった方は、国際風水気学協会理事長さんとネットワークビジネスをやっている時からのお知り合いだったみたいで、風水で人生が劇的に変わったとのこと。

これは面白い話が聞けそうだなと楽しみに参加しました。

ちなみに、今回お邪魔した勉強会の先生は、一般社団法人風水気学協会代表理事芳賀一郎先生です。

芳賀一郎先生の功績について

※事前情報として、まず先生の数々の功労などについて、どんなに素晴らしいものか少し調べたのでまとめてみました。

  • 文化功労賞とは、一般社団法人日本文化振興会という法人の傘下にある任意団体である国際文化推進協議会が主催する賞のようです。文化功労賞Wikipedhiaの紹介文
  • 海外での博士号は、検索した博士号を記した賞状の文字が読み取りにくいので詳しく分かりませんでした(Hiroaki Fushimiのサインだけはわかりました)。
  • 論文というのは、世界最優秀理論認定というのを米国財団法人国際学士院、世界学術文化審議会というところの「伏見博明名誉総裁」から与えられています。ちなみに、国際文化推進協議会も総裁が伏見博明氏になっているのは、たまたまかもしれません。

現状の日本の風水事情について

※また事前情報として、現在の風水がどうなっているかを調べました。実は、現在日本には、少なくとも3つの風水協会が存在しています。世界的にはもっとあるのかもしれませんが、世界の風水協会の中心的な存在は、シンガポールに本部を置くIFSA(国際風水協会)のようです。

日本には、まずそのIFSAの日本支部が置かれています。また、その他に今回ご縁のあった一般社団法人風水気学協会と一、般社団法人 国際・風水協会というのもあるみたいです。

つまり、国内には、次の3つの風水協会があるということになります。

ちなみに、おそらく世界的な風水の流れを汲む、IFSAのサイトには、日本チャプター設立に当たって次のような一文が掲載されていました。

IFSA日本チャプター設立趣旨

詳しい事情はわかりませんが、風水業界は風水業界でいろいろなことがあるのだなということだけはわかりました。また、少なくとも今回の風水の先生は、過去このIFSAの世界大会に参加されているという話しは聞いていたので、いずれにしてもIFSAは、やはり世界風水の正統派なんだとわかりました。

いざ、勉強会へ

米子の県立武道館にある会議室に行くと100人くらいの方が勉強されていて、「うーん」「うーーん」と大きく頷いたり、「はははは」と大声で笑ったり、「なるほど、そうなんだあ」と突っ込んだり、とても賑やかな熱気のある講演となっていました。これまで参加したセミナーの中では、ネットワークビジネスの説明会以外では、もっとも会場と講師の方の息がよくあっている盛り上がっている会となっていました。

いろいろと風水について話があり、特に、お金のことを大きくクローズアップして解説がありました。いろいろと気の流れのことや宿命や運命のことなど、とても勉強になりました。

一番印象に残った先生からのメッセージ

風水によれば未来は決まっているからいくら努力しても無駄。易によって未来を見て、今を生きることが重要で、風水によって環境を整えることで運が良くなることが重要。おおさかなおみ選手も、運で世界チャンピオンになった。

あなたたちこれまで努力して報われたことありますか?ないでしょう?だから、環境を変えないといけませんよ。先生は、易によって未来が見えるし天気まで読める。お金があれば、大概のことは解決できるが、お金では解決できないこともあり、それが苦しい。だからせめてお金のことくらいは苦労しないで済むようにしましょう。でも、あなたたちはお金のことさえも苦労していますよね。だから風水を学びましょう。お金持ちと一緒にいればお金持ちになるし、貧乏人と一緒にいれば貧乏人になると。

現在を生きて未来を変えようとする私はショック

なるほど、そういうこともあるんだなと、半分は納得できますし、半分は正直納得ができないことがありました。

未来は決まっているもので、今もがいても意味がないと。現在の積み重ねの上に未来があるというのは、西洋的な考えで、東洋的には未来は決まっていると。易によって定まった未来をみて、努力するよりも風水勉強して引っ越したほうがよいと。

なるほどなぁと思いました。結構衝撃的でもありました。

米子の風水でリーダー的な方とご挨拶

最後に、米子で協会のリーダー的な存在になっている方が、先生がものすごい良い運気を持っていて、「先生が来ると台風がよけたり」、「店が繁盛したり」するとのことで、先生がものすごいパワーを持った方だと褒めていらっしゃいました。

そして、15年風水を実践していて、最近風水に則った事務所を建てたところ、年収が一桁増えたとのことでした。それはすごいなと思っていたところ、紹介してくれた方が、こっそりと「年収が8桁いったらしいですよ」、と私に教えてくれました。「えっ、8桁ってどれくらいですか」と聞きましたら、1,000万円です、と教えてくれました。

なるほど、先生が講演している前提に、「会場の人たちは努力しているけれど貧しい」と言っていた理由がわかりました。(ちなみに、今回は、100人以上の参加していると思われたのですが、20人くらいは新規で、それ以外は会員の方たちのようでした。上級鑑定士の方もたくさんいらっしゃいました。)

都合悪く辞去

ちょうど、妻子を車で待たせて私だけ勉強会に参加させてもらっていたので、とりあえず一通り話が終わったところで辞去しました。

本当は、年会費30,000円くらいのゴールド会員になることを勧められていましたし、その先には準鑑定士になって、本鑑定士になって、中級、上級鑑定士と進んでいけるチャンスを与えられていますが、今回は見合わせようと思います。

いろいろとすごいことだとは思うのですが、どうしても「未来が決まっていること」「努力は無駄だと言うこと」「風水に頼るしかないこと」ここが納得いかないし、議論もしたくないなと思ったことが理由です。

価値観、考え方は人それぞれでよい

議論に勝ちたいと思わないし、議論に負けたくもないし、私は「未来は今の努力によっていかようにも返ることができる」と思っていて、そこは譲れないからです。いろいろと話合う余地があるにせよ、相反する「どちらが正しいとも証明できない価値観」を持っている以上、話合う必要もないと判断しました。

今後、風水鑑定士のお誘いを受ける方も多いかと思いますので、参考になれば良いなと思い、いろいろとまとめてみました。

考え方は、人それぞれあってよいと思います。私は私の信じる道を歩みたいと思いますし、他の方がどんな信念を持って、「どんな信じる道を進むも自由」だと思います。

ただし、何かしら偏った情報だけをもって、認知判断するのでは、弱者はずっと弱者であり続ける「運命」を持ってしまうと思います。正しい知識を持つことで、弱者は弱者を脱して、運命を変えることができると思います。

その正しい情報は、風水かもしれませんし、もしかしたら、私のこのブログ記事かもしれません。